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PCの警告、きつすぎます

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警告が出るたび、いつも縮みあがってしまいます。

「重大なエラーが発生しました」
「深刻なエラーが発生しました」
「不正な処理が行われたため、アプリケーションを終了します」
……などなど、PCの警告って、かなりどぎついと思いませんか。

自称「ガラスのハートの持ち主」で、超ビビリの自分なんかは、そのメッセージだけで思わず「すみません……」と、何が悪かったのかわからないまま、心の中で謝ってしまうほど。

でも、考えてみると、重大なエラーやら深刻なエラーが起こったということは、私のようにPCオンチだったり、それなりに素人である可能性もあるのに、あまりの言いようじゃないですか。
おそらく直訳なのだろうけど、もう少しやさしくしてくれたっていいじゃないですか。

そんな話を、PCの説明書の翻訳やエラーメッセージを扱う仕事の友人にしたところ、
「私も最初は違和感ありましたけど、5年ぐらいこの仕事してるうちに当たり前になってきましたね(笑)」
と言われた。

なぜそんな恐ろしい警告になっているのかというと、彼女いわく、
「『notice』や『warning』はいわゆる『警告』で、『critical』とかが『重大な』で、『damaged』『failure』『error』になっているっていう英語からきてるんですけど。そもそもアメリカ人だと、わざわざ『critical』とか言ってあげないと、『warning』くらいじゃ全然注意しないんじゃないかと思うんですよねー」
とのこと。
ホントかい!?

私だけじゃなく、日本人の多くが、「エラー」とか言われると「どうしよう……」と心配になると思うのに、なんという豪快さ。ただし、
「『critical error』って言葉自体は、普通に使う英語で、それほど重要な意味がないけど、日本語の辞書に載ったとたん、ニュアンスがおかしくなっちゃうんですよ」とも言っていた。

また、ここ3年ぐらいで変えられるようになってきたが、ダイアログのボタンは大きさが変えられないということも原因としてあると言う。
「たとえば、1バイトにつき、日本語での『あ』1文字に対し、英語では2文字入るんですね。つまり、日本語だと、どんなに頑張っても長くなっちゃうんですけど、ダイアログの大きさも限られるので、なるべく短くしようとすると、ああいう警告文になっちゃうんですよ」

さらに、PCの場合、イスラエル語でもアラビア語でも、みんなアメリカ基準に統一するという「全体としての統一感」のために、日本語だけ特別に優しくするということはないそうだ。

それにしても! もうちょっと優しく言ってくれても……。
「マーケや法律の管轄に入るドキュメントは変えてもかまわないんですが、エラーのような基本的なことに関しては変えられないんです」
そうですか……。じゃ、自分なりに傷つかない警告でも考えてみるか。たとえば、こんな具合に。
「ちょっとなんかおかしいですよ?」「もしかしたらヘンかも?」「場合によっては問題あるかもしれません」
逆に、腹立つか……。
(田幸和歌子)

2007年4月8日 00時00分

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