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男性の「スイーツ好き」は増えているのか

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甘いものが苦手な男性も、みんな大好きなソフトクリーム。

「スイーツは女性の好きなもの」と思いこんでいる人は、意外と多い。
でも、自分のまわりでは男性のほうがスイーツ好きが多い気がするし、高速道路のSAなどでは、ソフトクリームに行列する人に、男性、しかもおじさんの姿が目立つ。

我が家の場合、喫茶店でコーヒーを飲む母の向かいで、父がチョコレートパフェを食べるという光景が、昔から定番だったし、お酒が好きで、普段甘いものを食べない義理の父も、SAなどでソフトクリームを、率先して「食べよう」と言ったりする……。
実は、男性のスイーツ好きって、相当な数なのではないか。

森永乳業株式会社に聞いてみると、男性向けスイーツに着目・研究しているチルド・リテール事業部の高木豪さんがこんな回答をくれた。
「現状としては、コンビニでデザートを買うお客さんの7割が男性、3割が女性という結果が出ているんですよ」
男性が好むデザートの方向性を男性自身に聞くと、「小さくて価格が高くても、こだわりのあるもの」という回答が多いそうだが、実際の販売状況はまったく異なっているのだそうだ。
「たとえば、当社の『ぷるっプリン』やグリコさんの『プッチンプリン』が男性購入比率が高く、当社の『とろふわプリン』やメイトーさんの『なめらかプリン』などは女性比率が高いという結果があるんです」
つまり、男性も女性もスイーツが好きなのは間違いないが、男性の場合、「恥ずかしい」「デパ地下や専門店には行けない」という思いから、コンビニで、ワンコインで、弁当などの「ついで買い」するパターンが多いのだという。

しかも、ポイントとなるのは、「ボリュームがあって、味に馴染みのある商品」のよう。
「イギリスの『UK Today』によると、肉や魚に対する味覚は親の遺伝子によるものなのに対し、野菜や甘いものは後発的な生活環境によって決まるものだそうです。つまり、男性の場合、保守的で、幼児期に食べた経験から離れないため、甘いものの好みも、幼少期の体験によるらしいんですよ」(高木さん)
たとえば、25〜30代後半の男性には子どもの頃に親しんだ「プリン」が支持され、量産プリン発売以前、40代以上の男性には「キャラメル」「ソフトクリーム」が支持されているということのよう。
「なかでも、シングルでお金にゆとりがあって、コンビニを利用する25〜30代後半男性のデザート購入は、近年特に目立っています」(同)

また、好奇心旺盛で新しいモノに挑戦する女性に比べ、男性の場合、「味に馴染みのあるスタンダードなもの」や「パッケージも中身が見えて味が想像できるもの」が好まれるらしい。

アイスに関しても「安心感」を求める男性は多く、近年、男性向けにシフトしてきている商品に、「MOW」のミルクバニラ味があるという。
「山下智久くんをCMに起用し、当初は女性向けにPRしていたんですが、ソフトクリームのような味わいで男性は安心感を感じるようですね。さらに、情緒的な部分『ミルク』『牧場』『特濃』みたいな響きに、すごいマジックがあるのではないでしょうか」

しかめっつらのおじさんだって、ホッとやさしい顔になっちゃうスイーツ。男性だって、堂々と「好き」を公言しちゃっていいのではないでしょうか。
(田幸和歌子)

2007年4月6日 00時00分

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