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柿ピー「軽いピーナッツ浮上説」は本当か

上のようになるハズ(想像)が、2,000回振っても下のとおり(実際)

「こうやって振ってやるとね。軽いピーナッツが浮いてくるんだよ。ほらほら」

大人のオツマミにも、子供のオヤツにもピッタリの柿ピー。大人がビールを飲みながら、子供に向かってこんな風に講釈垂れるのを見たことがある。自分自身も子供時分、聞いたことがあるように思う。

この、名づけて「軽いピーナッツ浮上説」、多くの人が信じているようだが、果たして本当なのか。以前から疑問に思っていた筆者、この際実験してみることに。方法は簡単。ペットボトルに柿ピーを入れ、ひたすら振るだけ。「軽いピーナッツ浮上説」が本当なら、上部にピーナッツ、下部に柿の種と、きれいに分離するはずだ。

100回、200回……ペットボトルを振り続ける。おお、ピーナッツが浮いてきた、と思ったのも束の間、再び沈んでいった。おお、また浮いてきた、が、すぐ沈む……の繰り返し。しつこく2,000回振ってみたが、結果は写真のとおり。柿の種の表面がこすれて白っぽくなってしまったが、ピーナッツの混ざり具合は初めと変わってない。いったいどういうことなのか。

そもそも、「ピーナッツが軽い」は本当なのか。ここから検証してみよう。用意するのは水をいっぱいに張ったコップ、ふた、料理用のはかり、ティッシュペーパー。詳細は省略するが、紀元前のギリシャの数学者アルキメデスがやったのと同じ方法で調べる。結果発表! 水の重さを1としたとき、柿の種の重さは0.77、ピーナッツの重さは0.91。何となくそんな気はしていたが、ピーナッツの方が重いのである。そもそも前提が間違っているじゃないか。

「重いものは下に、軽いものは上に」というのは、重力が一定の方向に働いているから成り立つこと。振られたペットボトルの中では、力がいろんな方向に働くので、柿の種もピーナッツもあちこちいろんな方向に動いてゆく。ピーナッツが浮いてくる時もあれば、沈んでゆく時もある、ということのようだ。えっ? ピーナッツが沈むシーンなんて見たことがないって? それはあなた、浮いてきたピーナッツを食べちゃうからでしょう。

世の中にはびこる「本当のようで本当でないこと」、これからも検証していきたいと思う。
(R&S)
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2007年8月21日 00時00分

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