
これが新宿高島屋のパーキングでもらった「駐車場60分無料サービス」の説明書き。
先日、車で新宿高島屋を訪れたとき、パーキングでこんな紙を手渡された。
「4名様ご乗車のご来店で、駐車場60分無料」
車一台につき、4名以上の乗車で来店すると、1時間分の駐車サービス券をもらえるというものらしい。
「お乗り合わせてご来店いただくことで、自動車の使用効率を高めていただき、CO2の削減をはかります」とあるけど……。なかなか視点が細かいユニークなサービスだけど、いったいいつから始めたサービスなんだろう? きっかけは?
新宿高島屋に聞いた。
「これは今年8月にスタートしたものです。新宿高島屋にはお車でご来店される方が多いため、タイムズスクエアの地下駐車場に入庫する際、お待ちいただくこともかなりありました。ただ、拝見する限り、1〜2名で乗車されている方が多く、エコロジーの観点からみると、『もし、カーシェア的な観点や、乗り合いのようなかたちで、4名様でご来店いただくと、CO2の排出量を削減できるだけでなく、入庫時間の短縮にもなるのでは?』と思ったのが、きっかけです」
と言うのは、広報担当者。
高島屋では社をあげて「環境のために、できることから一歩ずつ。」をキャンペーンテーマとしており、その一環として、新宿店でテスト的に取り組み始めたサービスなのだという。
これは毎週の折込チラシで告知・案内しているそうだが、評判や効果は?
「ご意見としては、ご好評いただいております」
8月に始めたばかりのため、まだ数字上の効果などは出ないようだが、それでも反響は多いよう。
そもそも新宿高島屋は、96年のオープン時から、建物の中で排出されるゴミの分別及び資源再利用、天ぷら油などの廃油処理などに積極的に取り組んできたそうで、この他にも、本年9月26日から、「期間限定販売マイバック」を始めたのだとか。
「あえて『エコバック』とうたわず、クリエーター達のデザインしたものを新宿高島屋オリジナルとしてご用意したところ、かなり反響があり、1日で完売したデザインもありました。特に『エコバック』とうたわなくとも、そういったものを持つことで、レジ袋削減の気づきにつながればと思っております」
ちなみに、新宿高島屋といえば、リニューアルによってずいぶんキレイになった館内がニュースなどでよくうつしだされているが、過去にコネタでも紹介した「お声がけをひかえるおもてなし」をはじめとし、ソフト面での改良も積極的に行っている。
まさに、「できることから一歩ずつ」。今後、高島屋だけでなく、こういったサービスを取り入れる施設は、増えてくるかもしれない。
(田幸和歌子)
「4名様ご乗車のご来店で、駐車場60分無料」
車一台につき、4名以上の乗車で来店すると、1時間分の駐車サービス券をもらえるというものらしい。
「お乗り合わせてご来店いただくことで、自動車の使用効率を高めていただき、CO2の削減をはかります」とあるけど……。なかなか視点が細かいユニークなサービスだけど、いったいいつから始めたサービスなんだろう? きっかけは?
新宿高島屋に聞いた。
「これは今年8月にスタートしたものです。新宿高島屋にはお車でご来店される方が多いため、タイムズスクエアの地下駐車場に入庫する際、お待ちいただくこともかなりありました。ただ、拝見する限り、1〜2名で乗車されている方が多く、エコロジーの観点からみると、『もし、カーシェア的な観点や、乗り合いのようなかたちで、4名様でご来店いただくと、CO2の排出量を削減できるだけでなく、入庫時間の短縮にもなるのでは?』と思ったのが、きっかけです」
と言うのは、広報担当者。
高島屋では社をあげて「環境のために、できることから一歩ずつ。」をキャンペーンテーマとしており、その一環として、新宿店でテスト的に取り組み始めたサービスなのだという。
これは毎週の折込チラシで告知・案内しているそうだが、評判や効果は?
「ご意見としては、ご好評いただいております」
8月に始めたばかりのため、まだ数字上の効果などは出ないようだが、それでも反響は多いよう。
そもそも新宿高島屋は、96年のオープン時から、建物の中で排出されるゴミの分別及び資源再利用、天ぷら油などの廃油処理などに積極的に取り組んできたそうで、この他にも、本年9月26日から、「期間限定販売マイバック」を始めたのだとか。
「あえて『エコバック』とうたわず、クリエーター達のデザインしたものを新宿高島屋オリジナルとしてご用意したところ、かなり反響があり、1日で完売したデザインもありました。特に『エコバック』とうたわなくとも、そういったものを持つことで、レジ袋削減の気づきにつながればと思っております」
ちなみに、新宿高島屋といえば、リニューアルによってずいぶんキレイになった館内がニュースなどでよくうつしだされているが、過去にコネタでも紹介した「お声がけをひかえるおもてなし」をはじめとし、ソフト面での改良も積極的に行っている。
まさに、「できることから一歩ずつ」。今後、高島屋だけでなく、こういったサービスを取り入れる施設は、増えてくるかもしれない。
(田幸和歌子)
編集部おすすめ