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「輪ゴムの寿命」って、どれくらい?

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未使用なら、寿命は3年ほど。

昨日取り替えたばかりの輪ゴムが、今日、また切れた。

我が家では、プリンターのケーブルなどをまとめている輪ゴムが、驚くほどのペースでぷちっぷちっと切れる。そもそもケーブルを輪ゴムで束ねるもんでもないだろうが、頻繁にとったり外したりする部分とはいえ、それほど強く引っ張ってはいないのだけど……。

かと思えば、書類をまとめている輪ゴムなんかは、何年もそのまま維持していたりもする。
一般に、未使用だと、輪ゴムの寿命って、どれくらいなんだろうか。
輪ゴムの代表選手「オーバンド」のメーカー・共和に聞いた。

「オーバンド(アメ)は、未開封であれば約3年の消費期限となっています」
3年とは、けっこう長い……。では、使用している輪ゴムの寿命はどれくらい?
「使用中の輪ゴムの寿命は一概には言えないのですが、数日で劣化する場合もあれば、数ヵ月の耐用も考えられます」

輪ゴムが劣化する原因としては、以下のようなものを挙げてくれた。
「主に紫外線や温度、化学薬品などの使用環境によるといわれています。紫外線や高温下で使用すると、輪ゴムに柔軟性を与える内部の分子構造が徐々に破壊され、輪ゴムは切れたり、硬化したりしてしまいます。特に、強く引っ張った状態には劣化が飛躍的に促進されますし、また、化学薬品によっては、1度の使用で劣化する場合もあるんですよ」

以上の原因から考えると、やはりコード・ケーブルをまとめていると「広がろうとするものを食い止めている」ということから、常に負担がかかっているということなのでしょうか。
「結束中はゴムに張力(ひっぱられる力)が働きますので、常に負担がかかっていると言えます。そこに、紫外線や温度の条件が加わることで、さらに劣化が促されるんですよ」

他に、輪ゴムが切れやすくなる条件として、以下のようなものが挙げられるのだとか。
「使用方法としては、必要以上に強く長時間結束(強く引っ張った状態)すること、突起物や鋭利な周縁部のあるものを結束する場合など。状況としては、窓辺や夏の車の中のような高温状態が続く場所、紫外線殺菌機器の付近など、オゾン濃度が高くなる環境下での使用などです」

ちなみに、1本の輪ゴムでまとめるより、2本でまとめた場合は、寿命が2倍になったりするもの?
「なりません。輪ゴムの劣化は、張力による負荷に加えて紫外線や温度環境などによる変質が大きな原因ですので、2本使ってもあまり寿命に関係はないと考えられます」
となると、束ねて外して……を頻繁に繰り返すケーブル類の結束の輪ゴムが、やはりすぐ切れるというのは、当然のこと。

残念ながら、何本ものゴムでまとめても、状況はあまり変わらないようなので、輪ゴム以外のものでまとめるほうが良いのかもしれません。
(田幸和歌子)

(株)共和HP
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2008年3月15日 00時00分

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