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今、注目を浴びつつある「シトルリン」とは

ライター情報:dskiwt
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(写真上から)
シトルエンについての詳しい情報は「シトルリン 代謝向上研究会」のウェブサイトをチェック。
新宿サザンテラスに位置する『シトルリン すいか Cafe』は5月31日までオープン

突然ですが「シトルリン」ってご存知ですか? 「シトルリン」とはスイカ、ゴーヤ、きゅうりといったウリ科野菜に多く含まれるアミノ酸の一種で、1930年に日本でスイカから発見された新機能性成分のこと。……なんて解説しつつも実は最近までその存在を知らず、知った後でも、しばらく「シトルリン」と正確に言えてなかったが、このワードに出会った後には、シトルリンに関する話題を新聞・雑誌、テレビ、薬局・コンビニなどの店頭でちょくちょく目に&耳にするようになってきた。

最近では、4月22日にアサヒ飲料から清涼飲料水「アサヒ シトルリンウォーター PET500ml」、資生堂薬品から女性向け機能性ドリンク「シトルリン サイクルエナジー」、ロッテからはチューインガム「シトルリンガム」と、3社同時にシトルリンを配合した新商品が発売され話題となったので、皆さんの中には、すでに購入した方もいるかもしれません。

この「シトルリン」に対する研究成果などの情報交換を行える場として、また、世の人々に対して、正しい情報を発信していこうと「シトルリン 代謝向上研究会」なる団体が2008年1月に発足している。この「シトルリン 代謝向上研究会」の方にシトルリンについて詳しいお話を聞いてみることに。

まず肝心なこととして、シトルリンには、どういった健康作用が期待できるのだろうか?

「シトルリンには、血管を広げて血流量を増やす働きをもつ一酸化窒素(NO)の生成を高める効果があります。血管を拡張し血流を改善することによって、新陳代謝の向上、疲労回復、冷え症やむくみの改善、肌に与える効果などが期待できます。さらに、肝臓内でアンモニアを解毒させる機能で重要な役割を担っております」

また、NOには血管壁に老廃物が付着するのを防ぐ働きがあり、最近では動脈硬化を抑制するという動物実験のデータや、肥満との関連性、抗酸化作用の研究も報告されている。このNOの健康における有用性とシトルリンとの関係を解明したアメリカのルイス・イグナロ氏ら3博士は、1998年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。

「このようにシトルリンは1つの成分で多くの面から健康をサポートしてくれる、大変珍しくかつ安全性の高いアミノ酸です」

ちなみに「シトルリン」という名称はスイカの学名「Citrullus vulgaris(シトルラス ブルガリス)」に由来する。シトルリンはスイカの原種ともいわれているアフリカ南部のカラハリ砂漠に自生する野生スイカに多く含まれる成分としても知られ、砂漠での厳しい環境下で生き抜くためにこのシトルリンが大きな役割を果たしていると考えられている。

この「シトルリン」、海外では以前から使用されていて、米国ではサプリメント、フランスなどの欧州では医薬品成分として注目を集めていたという。日本ではある限られた特殊な病気の治療に「試薬」としてのみ使用されていたが、2007年8月に厚生労働省から、初めてサプリメントなどの食品分野での使用が認可されたとのことだ。その後、協和発酵が国産シトルリンのサプリメントを発売したり、上記3社の商品展開も含め、日本でも市場に出回りはじめている。

ところで、「シトルリン 代謝向上研究会」は具体的にはどういった活動を行っているのかというと

「これまで、医学・薬学・農学など、それぞれの分野からシトルリンについて異なるテーマの研究がなされてきました。現在は、食品として認可され注目を集めはじめたことをきっかけに、さらなるシトルリン研究の発展に貢献すべく、各々の知見から意見交換を行ったり互いの研究成果について検討したりといった活動を行っております。また、すでに2回、マスコミ向けセミナーを開催しておりますが、引き続き、セミナーの開催やニュースレターを通して『シトルリン』の正しい学術情報を発信していく予定となっております」

この「シトルリン」の情報を正しく伝え、知ってもらうための“情報発信基地”として、5月1日より新宿サザンテラスに『シトルリン すいか Cafe』が1カ月間限定でオープンしている(5月31日まで)。同店舗オープンは、同研究会と「トラベルカフェ」(株式会社インストアメディア社運営)とのコラボレーション企画で実現したものだ。

期間中は、「豚バラとゴーヤのカレー」やきゅうりの「シトルリンサラダ」、スイカの「100%しぼりたてジュース」「シャーベット」、さらには「カクテル」といった、「シトルリン」を含む食材を使用したメニューが提供されるほか、シトルリン配合の商品やパンフレットが陳列されていて、シトルリンにまつわる情報を手にすることもできる。

最後にシトルリンの今後の可能性についてお話を伺ってみた。

「ここ数年、シトルリンは研究者の間でも大変注目されており、シトルリンのさまざまな機能・効果が新たに報告されています。今後ますます研究がすすみ、その効果が解明されていくことと思います」

今、注目を浴びつつあるシトルリン、カフェで商品で“体感”してみませんか?
(dskiwt)

「シトルリン 代謝向上研究会」HP
「新宿サザンテラス店 トラベルカフェ」

ライター情報: dskiwt

関心あるモノコト:コーヒー、ビール、おにぎり、パン、本、本屋、映画、カメラ、時事英語、MacBook Air、iPad、iPhone、イタリアもの。

URL:Twitter:@dskiwt

2008年5月15日 00時00分

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