『ルービックキューブ ライト』のすごいところは、照明として使えるだけでなく、通常のルービックキューブと同じように、動かして遊べるところ! 本体は12cm×12cmと、通常よりちょっと大きめで、存在感もばっちり。動画を見たい方はこちらでぜひ!
『ルービックキューブ ライト』についていろいろ聞きたいとお願いしたところ、パドルビーを介して、パラドン社の広報に取材が実現したので、さっそくご紹介!
――『ルービックキューブ ライト』を企画したきっかけは何だったのでしょう?
最初にアイデアを思いついたのは、弊社のマネージングディレクターがたまたまルービックキューブで遊んでいたときのこと。ライトを中に入れてみたらどうか、と思ったところから始まりました。
――制作にあたって、こだわった部分はどんなところですか?
一番重要な部分は、やはり通常のルービックキューブと同じようにキューブをまわせるようにすることでした。それから、いかにスムーズにキューブを動かすことができるか、ライトが十分に明るくつくか、また、光が均等に分散されるか、などを考察していきました。
――制作で苦労した点はどんなところですか?
内側にある電気部品をうまくフィットさせる方法、そして、キューブの動きに影響することなく、この電気部品からパワーを送る方法です。なんとか解決できましたが大変でした。
ちなみに、『ルービックキューブ ライト』には、リチャージャブルバッテリーが内臓してあるため、付属のUSBコードで電源と本体をつないで充電する方法がひとつある。その場合、1回の充電で約2時間は点灯するので、十分、暗い部屋で遊ぶことができる!
また付属のUSBコードを繋ぎ、電源から直接電力を供給すれば、照明として連続使用することも可能とのこと。
――完成したこの商品ついて、どんな感想をお持ちですか?
私自身、子どもの頃からオリジナルのルービックキューブが大好きでしたし、今回のライトも素晴らしいと思います。プレイしていないときも、部屋にあるだけでとてもいい雰囲気を醸し出してくれる。そこがまずお気に入りですし、ライトアップするときは、色の組み合わせのパターンを自由にアレンジして楽しんでいます。
――ちなみに、どんな層を主なターゲットにしているのでしょうか?
ルービックキューブは、特別なブランドです。初めて出会う若者世代から、30年以上前にルービックキューブで遊んできた世代まで、その人気は本当に幅広い。つまり、どんな人にもアピールするんです! 国別でいうと、今のところはオーストラリア、アメリカ、そしてイギリスでの需要が大きいですね。
ルービックキューブに親しんでいた子どもの頃は、ライトになるなんて誰も考えてもいなかったと思うけれど、『ルービックキューブ ライト』は遊べるだけでなく、実用的なところもポイントが高い。これからますます世代を超えて、人気が高まりそう!
(田辺 香)
※『ルービックキューブ ライト』に関するお問い合わせは(株)パドルビーへ。