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オネエの会話術が学べる!? 英会話本

ライター情報:野崎 泉

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『英語で新宿二丁目を紹介する本』(著:森村明生/訳:ポール・ネルム/監修:松沢呉一)

書店の「英会話」コーナーで、ちょっと変わったこんな本を見つけた。すこし前に話題となっていた『英語で秋葉原を紹介する本』の第二弾として、なんと『英語で新宿二丁目を紹介する本』というのが出たらしい。

さっそく読んでみたところ、なんと冒頭には新宿二丁目の地図つき! 本書片手にそのまま二丁目へ繰り出せるという、語学テキストには珍しい構成。ストーリーは、「まさし」という面倒見のいいオネエキャラを中心に、アメリカ人ゲイであるマークを友人たちが二丁目観光に連れていくといったカンジ。
「『どんだけ~』を英語で表現するとしたら?」「ゲイに人気のアーティストは?」なんていうキャッチーな話題が盛りだくさんなうえ、まさしさんの毒舌かつ愛あふれる話術がおもしろすぎて、ついつい最後まで読んでしまった。「正しい英会話」から一歩踏み込んで、ウィットに富んだ英会話術をオネエさんに学びたいノンケの人にもおすすめかも??

中でも、個人的に気に入ったのは「肉じゃがは、男を落とす最終兵器よ」なるまさしさんの名言。居酒屋で、マークを囲んだ4人は「肉じゃが」を食べたことのないマークのために一生懸命、説明をしようと試みる。「じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、牛肉を、醤油やみりん、砂糖などで煮込んだもので、日本の代表的な家庭料理なの」まではふつうだが、さらに「(日本の)女たちはこれを作って、『アタシって家庭的な女でしょ』ってアピールするの」という補足説明? には思わず笑ってしまった。
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ライター情報: 野崎 泉

歴史やストーリー、何らかのバックグラウンドのあるものに魅かれます。古本、レトロ建築、喫茶などをテーマに大人の乙女道を追求中。

URL:http://www.underson.com/bibliomania/

2008年9月8日 10時00分

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