実は、ワインをお風呂に入れる入浴法は川島なお美だけではなく、実際にフランスのボルドー地方で女性に人気があり、これを俗に「ヴィノエステ」と呼んでいる(「ワイン」をフランス読みで「ヴィノ」と読む)。
このヴィノエステを、気軽にご家庭で楽しめるようにした入浴剤がある。それは、ツムラ ライフサイエンス株式会社が発売している『SPA VINO(スパヴィノ)』。この入浴剤には、ヴィノエステに倣ってワインやブドウに含まれる美肌うるおい成分と温泉水が配合されている。
実際には、やはりセレブのような女性に人気の入浴剤なのだろうか? その辺のことについてツムラ ライフサイエンス(株)にお話を伺ってみた。
「やはり、購入するのはほとんど女性です。年代も20代~60代の方と、非常に幅広いです」
とのこと。
この『SPA VINO』、赤ワインを思わせる「熟成カベルネ風」と、白ワインを思わせる「新鮮シャルドネ風」の2種類が。実際に入れると、お湯の色もワイン色に。
これを入れると、お湯はやわらかくなる。香りも良く、ヌルヌルしたお湯に。入浴すると、しっとり感とうるおい感を味わうことができる。
私はセレブ女性ではないのだが、自宅でこの入浴剤を試してみた。
まずは「熟成カベルネ風」で入浴。赤ワインの方である。袋を開けたら、速攻でたまらなくいい香りが……。中には赤ワインのような液体入浴剤があり、これを丸ごとお風呂に投入すると水面が赤くなっていく。そこに肩まで浸かると、何となく高級感のあるお風呂に入っている気に。水面は赤いし、香りは上品だし、気分はまるで赤ワインのお風呂。ゴージャスな気分である。風呂上りは体がヌルっとするので、この辺りにもナゼかありがたみを感じてしまう。
日を置いて、次は白ワインを思わせる「新鮮シャルドネ風」を体験。袋を開けると、こちらはものすごく甘い匂いが。入浴剤は緑がかった色。
どちらも、非常にリラックスする。もう、湯船から出たくなくなった。リラックスしまくり状態。
こちらの商品は通信販売のみで発売中。「熟成カベルネ風 赤」10包、「新鮮シャルドネ風 白」10包、合計20包セットが6,300円で販売されている。
実際にボルドーで浸透している「ワイン風呂」。ワイン好きなら、一度は体験してみたいところだが、同居人がいるとナカナカ難しい。しかし、この入浴剤ならば遠慮なく自宅でヴィノエステを楽しむことができる。
(寺西ジャジューカ)