年末年始に旅行や帰省した際、朝、鏡に向かって絶望的な気分になった……なんて人、いませんか。
旅先や帰省などのときに起こりがちな「髪バクハツ問題」。
しかも、旅先や帰省先では写真を撮る機会も多く、余計に悲しい思いをするけれど、これってクセ毛の人にだけ起こること?
なぜ旅先ではヘンな髪型になってしまうのか。 普段暮らしている地と気温や湿度が変わるから? シャンプーや枕が変わるから? 都内の美容師さんに聞いた。
「沖縄などを除いて、日本国内であれば、そんなに湿度や温度の違いはないと思います。また、シャンプーなども国産のものなら、そんなに大きな差はないです。これは道具、ブラシやドライヤーの違いだと思います」
普段は、家にあるドライヤーやブラシで適当にブローなどをしているもの。旅先でもやっぱり普段と同じように適当にやるが、出来上がりには差が出るという。
「家にある道具の場合、適当にやっていても、慣れているから意外とちゃんとできているんですが、旅先の慣れない道具の場合は同じようにやってもちゃんとできないんですよ。ホテル備え付けのドライヤーなどは、日頃使っているドライヤーとは熱の出方、風量、温度などが異なりますよね。また、ブラシも違うので、髪のひっぱり方が異なったりするもの。すると、髪が乾きすぎたり、逆にあまり乾かなかったりして、その違いが翌朝に出る。朝起きたときに髪がバクハツ……となるわけです。
がーん!! めんどうくさっ!
「普段より髪が乾きにくくても、体内時計があるから、だいたい髪にかける時間もいつもと同じにしてしまうもの。旅先でうまく髪をセットするコツは、いつもよりもじっくり時間をかけて丁寧にやることです」
一方、埼玉の美容師さんは言う。
「やっぱり環境が変わることが原因だと思います。ホテルや旅館はエアコンが全館ガンガンな所が多いから、乾燥してるという違いもあるかと思いますが、それよりも、水そのものも地域によってpHなどが違うと思うので、その影響もありそうな気がします。ちなみに私の髪は、埼玉県ではクセが強く出て、実家・長野の方が直毛な気がするんですよ」
美容師さんでも違いが出てしまうとは!
「だから、 シャンプーを同じものを持って行っても、いつもとコンディションが違ってくる可能大です。対処法としては、水分量と油分で調整すること。髪の質感が、いつもより柔らかくてフワフワまとまらないなら、オイル系のスタイリング剤をたっぷりめにつけて油で重くして落ち着かせる。ゴワゴワ堅い感じなら、寝グセ直し系のミストで水分補給して、ヘアミルク(乳液系)のスタイリング剤で押さえる水分をたっぷり入れ込んで、ミルクで閉じ込めるなど。クセの強さと髪質にもよるので、ベストなものは自分で見つけてもらうしかないと思うんですが、普段の生活環境でベストだったものが旅先でベストではなくなってしまうので、苦労しますよね」
何かと苦労の多い髪バクハツ族。ご参考に。
(田幸和歌子)
旅先や帰省などのときに起こりがちな「髪バクハツ問題」。
旅先ではヘンなクセが出たり、異様にボリュームが出たりということが、突然訪れる。
しかも、旅先や帰省先では写真を撮る機会も多く、余計に悲しい思いをするけれど、これってクセ毛の人にだけ起こること?
なぜ旅先ではヘンな髪型になってしまうのか。 普段暮らしている地と気温や湿度が変わるから? シャンプーや枕が変わるから? 都内の美容師さんに聞いた。
「沖縄などを除いて、日本国内であれば、そんなに湿度や温度の違いはないと思います。また、シャンプーなども国産のものなら、そんなに大きな差はないです。これは道具、ブラシやドライヤーの違いだと思います」
普段は、家にあるドライヤーやブラシで適当にブローなどをしているもの。旅先でもやっぱり普段と同じように適当にやるが、出来上がりには差が出るという。
「家にある道具の場合、適当にやっていても、慣れているから意外とちゃんとできているんですが、旅先の慣れない道具の場合は同じようにやってもちゃんとできないんですよ。ホテル備え付けのドライヤーなどは、日頃使っているドライヤーとは熱の出方、風量、温度などが異なりますよね。また、ブラシも違うので、髪のひっぱり方が異なったりするもの。すると、髪が乾きすぎたり、逆にあまり乾かなかったりして、その違いが翌朝に出る。朝起きたときに髪がバクハツ……となるわけです。
旅先でも髪のキレイな人は、ドライヤーやブラシを持ち歩いている人が多いですよ」
がーん!! めんどうくさっ!
「普段より髪が乾きにくくても、体内時計があるから、だいたい髪にかける時間もいつもと同じにしてしまうもの。旅先でうまく髪をセットするコツは、いつもよりもじっくり時間をかけて丁寧にやることです」
一方、埼玉の美容師さんは言う。
「やっぱり環境が変わることが原因だと思います。ホテルや旅館はエアコンが全館ガンガンな所が多いから、乾燥してるという違いもあるかと思いますが、それよりも、水そのものも地域によってpHなどが違うと思うので、その影響もありそうな気がします。ちなみに私の髪は、埼玉県ではクセが強く出て、実家・長野の方が直毛な気がするんですよ」
美容師さんでも違いが出てしまうとは!
「だから、 シャンプーを同じものを持って行っても、いつもとコンディションが違ってくる可能大です。対処法としては、水分量と油分で調整すること。髪の質感が、いつもより柔らかくてフワフワまとまらないなら、オイル系のスタイリング剤をたっぷりめにつけて油で重くして落ち着かせる。ゴワゴワ堅い感じなら、寝グセ直し系のミストで水分補給して、ヘアミルク(乳液系)のスタイリング剤で押さえる水分をたっぷり入れ込んで、ミルクで閉じ込めるなど。クセの強さと髪質にもよるので、ベストなものは自分で見つけてもらうしかないと思うんですが、普段の生活環境でベストだったものが旅先でベストではなくなってしまうので、苦労しますよね」
何かと苦労の多い髪バクハツ族。ご参考に。
(田幸和歌子)
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