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“萌え系”フィギュアの「原型師」について知りたい

2010年2月5日 12時00分

“萌え系”フィギュア原型師の遠那かんしさん。

世の中にはさまざまな職業が存在するが、この前、フィギュアの「原型師」なるコトバを耳にした。

フィギュア原型師とは、キャラクターなどの複製品となる模型の元の型を作り上げる職業のこと。

「資格」というものは必要ないそうだが、そもそもどうやったらなれるのだろう? プロのフィギュア原型師として活躍している遠那(とおな)かんしさんに、お話をうかがってみることに。

遠那さんは、『エヴァンゲリオン』の綾波レイをはじめ、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のシャーリー・フェネット、初音ミクに続く「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の第2弾として登場した鏡音リン・レン、『涼宮ハルヒの憂鬱』のハルヒなどの萌え系フィギュア作品で人気の原型師。

「子供の頃から図画工作の授業が好きだったので、デザイン科のある高校へ。その後、デザイン専門学校の『桑沢デザイン研究所』に入学しました。その頃から本格的に模型を趣味として、学校とは別に、模型サークルに入って、プラモデルやレジンキット(ポリウレタンで成型された少量生産組立モデル)を組み立てていました」と遠那さん。

このルートは王道!? なのかと思いきや、デザイン専門学校では、携帯やスピーカーなどの製品デザインを手がける「インダストリアルデザイン(ID)」を学んでいたとのことで、これは意外な専攻だった。

「IDでは、もちろんためになったこともありましたが、自分には向いていない気がしたので、趣味である模型を仕事にしたいと考えるようになりました。その時、初めて石粉粘土で萌えフィギュアを作ってみたら、なかなか上手くできたので、フィギュア原型師を仕事にしたいと意識するようになりました」

もともと、アニメやゲーム、そして“萌え系”も好きだったのも大きな要因とのことだ。

模型の雑誌を読んだり、模型イベントで作品を買ってきては組み立てたりして、研究していき、その趣味が高じて、造型部署のあるデザイン会社に入社。

関連写真

実際の作業の様子。

遠那かんしさんの作品たち。
(左から)
バーチャルシンガー「鏡音リン」(PVC完成品・グッドスマイルカンパニー)。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』の「シャーリー水着 カラーレジンVer.」(カラーレジンキット・B-CLUB/ホビージャパン)。
『エヴァンゲリオン』の「綾波レイ・スーパープラグスーツver.」(カラーレジンキット・アスキーメディアワークス)。

いずれも1/8スケール

ライター情報: dskiwt

関心あるモノコト:コーヒー、ビール、おにぎり、パン、本、本屋、映画、カメラ、時事英語、MacBook Air、iPad、iPhone、イタリアもの。字がうまくなりたい。
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