話題沸騰の映画、ティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』。いち早く観たよ! という人も多いのでは? 観賞後の楽しみといえば、パンフやグッズを買うことだが、映画館では売り切れが続出しているという噂もちらほらと……。

ところで、大阪に映画のオフィシャルグッズのみならず、原作でおなじみのジョン・テニエル画によるアリスグッズも豊富に揃う『アランデル』なる雑貨屋さんがあると知り行ってみた。

オーナーの竹井英太郎さん・恵さん夫妻に売れ筋など聞いてみたところ、オフィシャルグッズでいちばん人気は画像の「ポーチ」と赤の女王が持っている杖をイメージした「杖ペン」だそう。特にポーチは、ネット通販でも出した途端に売り切れるほどの人気だそうでビックリ。画像ではわかりにくいが、ファスナー部分には鍵のチャームがついていたりして凝ってます。
大きな赤いハートのキラキラがついた杖ペンは、オフィスなどで使えばウケそうなアイテム。どちらも洗練されたデザインで、大人女子の日常使いにも耐えるセンスはさすがです。

同店では、オフィシャルのほか、イギリスの『マクミラン・アリス社』の公式ライセンスグッズや、日本人のデザイナーやイラストレーターがアリスをテーマに創作したTシャツやバッグなどの、いわゆる「作家もの」も数多く扱っているのだが、人気は「お財布」や「傘」、「アクセサリー」など実際に身につけて使えるものだそう。個人的にはさりげなくアリス気分が味わえそうな、「アリスソックス」(画像)が気に入りました! 映画を観にいくにあたって、何かひとつ、アリスの小物を身につけていくというのも楽しいかもしれませんね~。

やはり、お客さんはロリータファッション好きの女子とか、そういう人が多いんでしょうか……? と聞いてみたところ、「そうでもないですよ。10代後半~20代前半の若い女性がお客さんの9割を占めますが、意外と男性のアリスファンもいらっしゃいます」とのこと。アリスファンというのは熱心なコレクターが多く、何度も足をはこぶリピーターが多いのも特徴だそうだ。
私も10代の頃にテニエル画によるアリスに出合って、この絵以外のアリスは考えられない! というほどはまった一人なので、すべてのグッズを集めたくなる気持ち、わかります……(自制してますが)。


『アランデル』さんでは4月24日~29日まで、6日間限定で「鏡の国のアランデル」という初の東京イベントを開催されるそう(吉祥寺)。「懐中時計」や「アリスチェス」など数量限定のレアものがたくさん並ぶそうなので(すでに、問い合わせがひっきりなしとか)、映画をもう観た人も、これから観るという人も、退屈な毎日をワンダーランドに変えてくれる!? お気に入りのアリスグッズを探してみてはいかがでしょう。
(まめこ)
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