LCCのジェットスター・ジャパンとコラボした「飛行機」をテーマにしたカラオケルームがJOYSOUND品川港南口店に8月にオープンしました。
航空会社×カラオケという異色の組み合わせである、業界初の「飛行機カラオケ」とは一体どんなものなのでしょうか? 実際に体験してきました。
歌わない!のに楽しめる飛行機カラオケ
まずは飛行機カラオケが誕生した経緯について、JOYSOUNDの方に聞いてみました。
―― JOYSOUNDとジェットスターがコラボした経緯を教えてください。
昨年7月にオープンした「京急電鉄カラオケルーム」が話題となり、歌唱にこだわらない「歌わないカラオケ」に可能性を感じました。そこで鉄道に次ぐ第2弾として航空業界に注目したのがきっかけです。
2017年よりジェットスター・ジャパンとの協業のもと、「飛行機カラオケ」の検討をはじめ、両社サービスの利用層は若年層であることから、相乗効果でお互いの市場を盛り上げようという想いが合致し、今年4月に「飛行機カラオケ」の配信をスタート。
そしてこの度、より「飛行機カラオケ」をお楽しみいただける空間として「飛行機カラオケルーム」をオープンしました。
――実店舗での企画を実現する際、大変だった点は?
大変だった点は、機内の演出とキャビンクルー風のアナウンスマイクです。機内演出については、航空スタッフになりきれる部屋をどう表現するかがポイントでした。いろいろ考えた結果、3面プロジェクターで機内の臨場感を演出し、パイロットなりきりはコックピット機材のレプリカ、キャビンクルーなりきりにはアナウンスマイクで、それぞれ“なりきれる要素”をプラスしました。
いざ、飛行機カラオケを体験!
JOYSOUND品川港南口店の受付エントランスでは、ジェットスターモデルプレーンがお出迎えしてくれます。
早速お目当ての飛行機カラオケルームがある5Fのフロアへ。京急電鉄とコラボして話題となった、鉄道カラオケルームも同じフロアにあります。
部屋に一歩足を踏み入れるとそこはまるで別世界! カラオケルーム内は三方向を大画面に囲まれており、機内の窓から見える刻々と変化する空の映像が映し出されています。
コックピットをイメージした座席には、エアバスA320 操縦機器のレプリカ、キャビンクルーのようにアナウンスができるマイクが設置されています。
こちらのアナウンスマイクはなかなかピッタリなものが見つからなかったようで、さまざまなものを試し、オープン2週間前にやっと見つけ出したものだとか。
コックピット席の正面の画面にカラオケ画像が流れるようになっており、コックピット席に座りながら、なりきり機長さんができちゃいます。
「飛行機カラオケ」用の配信曲は全部で7種類。グランドスタッフのアナウンスやキャビンクルーの機内アナウンス、そして何といっても最大の注目ポイントは、普段見ることのできないコックピット内の機長と副操縦士の掛け合いなどが楽しめる「パイロット編」! ドラマで見たような管制塔との英語でのやり取りなどが再現されています。
これらの飛行機カラオケ用配信曲にはお手本として、本物の航空会社スタッフの音声が入っているので、実際のリアルの場を覗いている臨場感が楽しめます。画像を楽しんだ後は、お手本の音声なしを利用して実際になりきり体験です!
『飛行機カラオケ「ジェットスター・ジャパン 搭乗開始のご案内」編《お手本 ver》』は、飛行機カラオケの中でも特に人気があり、現在JOYSOUNDで配信中の28万曲以上のコンテンツの中でも、上位3%に入る人気コンテンツとのこと。この上位3%には人気歌手の楽曲が並んでいるということからも、その人気ぶりがわかります。
歌が苦手な人でも楽しめる要素がたくさんあり、憧れの航空業界を身近に感じることができます。また、ジェットスタースタッフの仕事風景VTRを観ることも可能。空の旅を陰で支えるプロフェッショナル達の姿も必見です。
普段のカラオケルームとしても楽しめる
こちらの飛行機カラオケルーム、もちろんいつも通りのカラオケルームとして利用できます。いつもの十八番はもちろん、この空間ならではの“空”や“旅”にまつわる歌を歌うのも、飛行機カラオケならではの醍醐味かも?
子供から大人まで楽しめる「飛行機カラオケルーム」は11月末終了予定(延長の場合あり)。2時間の予約制となり、特別料金などは一切なしで楽しめるのでお得感満載です!
ジェットスター×JOYSOUND 飛行機カラオケルーム
https://shop.joysound.com/campaign/jetstar/
(おぜきめぐみ/イベニア)