このエキサイトBitコネタを含め、世の中には数多くのニュースサイトが存在する。パソコンの他にもスマートフォンやタブレット端末から気軽にアクセスできることから、おもにニュースサイトから情報を得ているという人も少なくないのではないだろうか。


しかし一口にニュースサイトと言ってもそれらは無数に存在し、時事を全般的に取り扱うものからある対象に特化したものまで種類も様々だ。利用する際には、自分が必要としている情報の種類、記事の信頼性、読みやすさなどを鑑みて取捨選択することが重要になるだろう。

前置きはこれくらいにして、2011年3月、また新たなニュースサイトが誕生した。その名も『チカピカ』。お笑いニュースサイトである。「お笑いニュースサイトならすでにいくつもあるじゃないか」と思う方もいるかもしれないが、この『チカピカ』が他のお笑いニュースサイトと異なる点はそのコンセプトにある。「テレビ・ラジオはもちろん、お笑い雑誌や大手お笑いニュースサイトでは取り扱わない“C級”なネタをニュースとして配信する」という他のお笑いメディアありきのコンセプト。実際の記事を読んでみると、正直「この芸人さんはどれくらいの人が知っているんだろう?」と思ってしまう名前が並んでいるのだが、それでも「出待ちしやすい劇場とは?」や「女性芸人で萌えていいのか?」といった、確かに他では見ることのできない見出しに興味がそそられる。そこで、サイトの発案スタッフの方にスタートの経緯を伺ってみた。

「完全に思い付きでしたね。軽い気持ちでTwitterにサイトのコンセプトをツイートしたら思いのほかリアクションが多くて。これはやらなくちゃいけないのかなって」

そのリアクションに後押しされてサイト自体は3日ほどで作成。
実に発案から1週間も経たずにスタートしたという。

「はやかったですね。ニュースとして取り上げるスピードもはやいと思います。ネタを見つけて、見つけた人がすぐに書くというシステムなので」

“誰でも記者になれる”というのも『チカピカ』の特徴のひとつ。サイトで登録をすれば、自分の書いた記事を配信することができる。現在、記者を絶賛募集中とのこと。

「ただ、気をつけているのは他のサイトや雑誌で取り上げていることは書かないということです。それがたとえ他の媒体よりもはやい情報だったとしても、例えば“誰それの新番組が始まるよ”っていうネタなら、それは放っといても他のサイトがニュースにすると思うので、うちでは書かないようにしていますね。同じ“新番組が始まるよ”っていうネタなら、そこに何らかのC級の目線が必要になると思っています」

現在、サイト開始から1カ月が過ぎて、トータルで70件強、1日に1、2件ほどのペースで記事が配信されている。記者の数は10人。とにかく書いてくれる人を増やしたいという。

「書いてくれる人を増やすことがサイトが広まる第一歩だと思うんです。
今だとTwitterがあるので、書いてくれた人のフォロワーは読んでくれると思うので。それから芸人さんにも知ってほしい。すでにテレビや雑誌で活躍されている方は別にしても、ライブを中心に活動されている芸人さんにとって自分が記事になることって、ちょっとうれしいと思うんですよね。『チカピカ』で取り上げられることが芸人さんにとってのちょっとしたステータスになってくれるとうれしいですね」

『チカピカ』のサイト名には、「今はまだ地下にいる芸人さんがピカピカの舞台に立つまでを見守る」という意味が込められている。『チカピカ』がニュースとして取り上げることで、まだ名の知られていない芸人を大きな舞台に引っ張り上げることができるだろうか。

最後に『チカピカ』での人気記事、上位3位(4月中旬時点)の見出しを紹介!
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「やっぱり“有名な芸人さんの良い話”が強いですね(笑)」
(ユハラヨシフミ)
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