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災害でメガネをなくした人たちへ

2011年5月3日 00時00分

防災用メガネ『アドレンズ エマージェンシー』。アドレンズ・ジャパンより4月26日発売。

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東日本大震災によって生活に必要なものの多くをなくしてしまった人は少なくない。家や職場を失うのはとても辛いことだと思うがもうひとつ、なくしたらとても生活が不便になるものがある。それはメガネだ。筆者もド近眼なので、メガネがないと生活にとても困る。そこで、そんな方たちをサポートする便利なメガネがあるので紹介したい。

このほど、メガネレンズメーカーのアドレンズ・ジャパンさんから東北の被災者のみなさんに初回生産分の1000本が提供されることになった防災用メガネ『アドレンズ エマージェンシー』(同社製)がそれだ。このメガネ、ふつうのものと何が違うかというと、自分で度数を合わせられることだ。レンズ横のツマミを回して、よく見えるところに合わせるのだ。度数は近視(-6.0)から遠視・老眼(+3.0)まで対応する。

しかしこれって、本当に生活に支障がない程度にちゃんと矯正できるのかちょっと不安な気がしたので、同社に聞いてみた。
「一時的に視力の確保が必要なときに、不特定多数の方が使用できる前提に開発されている緊急時のお助けメガネです。なので、日常生活での使用はお勧めできません」

そうか、あくまで緊急的なものなので、ふつうのメガネのような矯正力は期待すべくもないわけだ。また、同メガネは通常のメガネに比べ、視野が狭く(焦点が合う面積が少ない)、見え方の質も違うため、車の運転やリスクを伴う機械操縦などが禁じられている。さらに、乱視には対応していないそうだ。

そして、いざというときの被災時に壊れないで保管するため、強固な保護ケースに入れて販売されている。で、どのくらい強固なの?
「落下やぶつけるなど、通常の範囲での衝撃には耐えうると考えています」
確かに、保管上丈夫なメガネケースがあるのとないのとでは大違いだ。

すでに同社ではこのようなメガネを開発途上国においても提供しているという。
「開発途上国(特にアフリカ諸国)ではもともと眼病が多い上に、眼科医や眼鏡店不足、経済的理由によりメガネの入手が困難です。

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度数は図のように左右ずつレンズ横のツマミを回しながら調節する。

ツマミを回すと、図のようにレンズがスライドして度数を変化させる。マイナス側が近視、プラス側が遠視・老眼。

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ライター情報: 羽石竜示

フリーライターやってます。カメラ、写真、プリンタ、PC、デジタルガジェットなどの分野をおもに執筆。また、写真撮影にも注力しております。よろしくです。
好物=カント、ニーチェ、回転寿司、アイスコーヒー。
ブログ:羽石竜示のブログ

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