巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

「改」の漢字、左側ははねる? とめる?

ライター情報:田幸和歌子
このエントリーをはてなブックマークに追加

これは明朝体の「改」です。

[拡大写真]

小4の国語で習う「改」という漢字。
恥ずかしながら、左側の最後の画はずっと「はねる」と思い込んでいたのだが、小学校では「とめる」と教えていることを知り、衝撃を受けた。
ずっと勘違いしていたなんて恥ずかしい……。

しかし、街中など一般によく見かける字は、はねているものばかり。実はこの「改」という漢字、明朝体やゴシック体などの活字書体では、「はねる」のがふつうなのだが、小学校の教科書などで使われる「教科書体」では、この部分をとめることになっているらしい。辞書でも「どちらでも良い」となっている。

そもそもなぜそんなことに? 文部科学省・小学校学習指導要領担当者に聞いた。

「『改』という漢字は小学校では、止めるカタチで習います。小学校学習指導要領の『学年別指導配当表』には1006字あるのですが、その字形を標準字形として小学校では教えています。学習指導要領には『教科書体』でのっているので、それが標準字形になっているのです」
ただし、学習指導要領で「教科書体」が使われるようになったのは、昭和52年から。
「その前は明朝体だったこともあり、以前は多少教科書ごとに『はねる・はねない』の違いがあったかもしれませんし、中学や高校などの年配の先生などは、『教科書体』を知らない人もいて、『はねる』と教えているかもしれません」

社会一般の目安としては、「常用漢字表」(昨年改訂)がモトになるが、「常用漢字表」の「(付)字体に関する解説」でも「はねてもはねなくても良い」とある。
関連キーワード

ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2011年6月24日 10時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品