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ガソリンスタンドでのエンジン停止は常識?

ライター情報:古屋江美子

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カナダのガソリンスタンド。欧米ではセルフが主流

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ガソリンスタンドでの給油時、エンジンを止めていますか? 

「当たり前だよ」「危ないでしょう?」そんな声が聞こえてきそうな質問だが、今年の夏、意外な体験をした。とある地方のスタンドで給油を頼み、エンジンを止めると、
「暑いでしょう。付けておいてもいいですよ」
といわれたのだ。

エンジンを止めれば、すぐに車内の温度があがり、汗が噴き出してくる真夏のこと。しかも、1歳の子連れ。ありがたい話ではあったが、本当に大丈夫なのか疑問に思った。ところが後日、別のガソリンスタンドでも同じことをいわれ、またビックリ。もちろん、こちらから訊ねたわけではない。

もしかして、ルールが変わったのだろうか? 総務省消防庁危険物保安室の担当者に聞いてみると、
「結論からいうと、そのガソリンスタンドの法令違反ですね」

実はというか、やはりというか、給油時のエンジン停止については、消防法などに基づく「危険物の規制に関する政令」の第27条、第6項にちゃんと定められていた。同項には、ガソリンスタンドなどの給油取扱所における取扱いの基準として、「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること」とある。原動機とはエンジンのことだ。

理由はガソリンの可燃性蒸気に引火するおそれがあるから。店員の申し出は親切心だったのだろうが、やはりルール違反なうえに危険な行為であったのだ。

ところで、セルフのガソリンスタンドでは、給油時の注意として、エンジン停止や火気厳禁のほかに、携帯電話の使用禁止を掲げているところもある。
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ライター情報: 古屋江美子

フリーライター。旅とグルメを中心にウェブや雑誌で執筆中。地元山梨びいき。
好物=昼寝、ビール、読書(どれもビーチかプールサイドなら尚良し)

2011年11月9日 10時00分

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