こんな私にとって、非常に耳が痛くなるアンケートが実施された模様。高性能デザイナーズ注文住宅「R+house(アールプラスハウス)」のネットワークを全国展開するハイアス・アンド・カンパニー株式会社は、インターネットユーザーの男女1,477名を対象に「“ムダ”に関する意識調査」を実施している。
“ムダ”とは、何の事を指しているのか。そこで、第1の調査について追っていきたい。
ここでは、会社に勤務している人を対象にした調査を実施。まずは、皆の「平均就業時間」と「1日の就業時間内のスケジュール」について質問し、それらを参考に就業中の“ムダ時間”を算出している。
算出方法は、「平均就業時間(平均8.2時間)」から「スケジュール各項目の所要時間合計」をマイナス。そして、その数字を「平均就業時間」で割っていく。
(「平均就業時間」-「スケジュール各項目の所要時間合計」/「平均就業時間」)
結果、就業中の“ムダ時間”は1日の7.1%となる事が判明! これを時間で表すと、1日あたり36分を、1ヶ月で約13時間(1ヶ月を22日として算出)を、“ムダ”にしているというわけだ……。
「仕事が忙しい」、「有給を消化しきれない」と口にしがちな日本人ではあるが、この空白時間を意識的に活用できれば……。グサッと来ました。悔い改めたい。
続いては、主婦を対象にした第2の調査。まずは、彼女らに「平均稼働時間(平均16.8時間)」と「1日の稼働時間内のスケジュール」を質問。
結果、仕事(育児、炊事、就業、洗濯、掃除、子供の学校や幼稚園の用事、介護)以外の時間は9.01時間と算出されている。平均稼働時間の半分以上が、“仕事”ではないものに費やされていると、判明したのだ。
また、稼働時間内のスケジュールを各項目ごとに見ていきたい。主婦の1日あたりのTV視聴時間は平均3.06時間、パソコン使用(ネットサーフィン等)時間は平均2.83時間と、ともに約3時間という結果になった模様。さらにここに、仮眠(1.3時間)とゲーム(0.31時間)を合計すると、7.5時間を超えてしまうという結果に!
なるほど。薄々は気付いていたのだが、このデータを見せられて再確認しました。就業中、気付かないうちに“ムダ”な時間を過ごしていたり、ダラダラと時間をやり過ごしていたり……。
何が“ムダ”なのか、どの“ムダ”を削る事ができるのか? さらに充実した毎日を過ごすためにも、見極めたいです。
(寺西ジャジューカ)
※表に記載されている数字は小数点第2位で切っており、この数字で計算しても正しい算出はできません。ご了承ください。