スーツ姿の新入社員が街にあふれる季節。「奇跡の一本松型」と言われている今年の新入社員がそれぞれの会社に入社したことだろう。
彼らの将来を左右するのは先輩社員、アナタです! “パワハラ”なんて言葉も問題となっている昨今、新入社員とどう接すればいいんだろう? 頭を悩ませている人に紹介したい、興味深いデータをみつけた。ライオン株式会社が社会人2年目の男女500名に対して実施した「新社会人にとって何がプレッシャーで、どのように解消したか」について発表した調査結果をみていきたい。

最も興味深いのが“新入社員時代にプレッシャーを感じた心に重くのしかかる上司の言葉”。

1位「言っている意味わかる?」
2位「そんなこともわからないのか」 
3位「期待しているよ」
4位「あれ、どうなってる?」
5位「面白い話して」「何か話して」
6位「もういいよ、他の人に頼むから」
7位「〇〇(同期などの名前)は優秀だぞ」
8位「〇〇!(自分の名前)」
9位「明日までにやっておいてくれ」
10位「どうだ、軽く一杯?」

どのセリフも、シチュエーションが想像できてしまうもの。上司は、部下に配慮してかけたつもりの言葉が、新入社員には逆にプレッシャーに感じてしまっている結果になっている。部下の評価は自分の評価。
上司の皆さんにとっては、新入社員に接するときに念頭に入れておきたい内容。「言っている意味わかる?」なんて言われたら新入社員でなくとも怖いもの。

そんな新入社員のプレッシャー解消法として、切っても切り離せない関係にあるのがトイレであった。
上司からのプレッシャーの解消法として、4人に1人が「トイレで1人の時間を作る(26.6%)」と回答している。トイレ本来の使用方法以外にも、「1人の時間を作るため」にトイレを利用する人も少なくない。通勤経路などの外出先で行きつけ!? の「Myトイレ」がある人は、3人に1人という結果に。

「トイレでこっそりメールを打つ」「トイレで寝る」なんて人も、多いのでは?

ちなみに、調査を行ったライオン株式会社では、そんな新社会人を応援するために『ストッパ』新入社員応援プロジェクトを立ち上げ、、駅や外出先で使用できるトイレを探せるアプリ「@トイレ」を提供している。なんとも心強いアプリ。

新社会人でなくとも共感できるかもしれない今回のプレッシャーランキング。皆さんは、どのように感じただろうか?
(エキサイトニュース編集部)