節約や健康、ダイエットのためにもお弁当を自分で作っているという方は多い。しかし、お弁当初心者にとっては、「出かける前はバタバタしがちで、作る時間がない!」という悩みや、「いつも同じようなバリエーションになりがち……」という悩みがつきものだ。


そんな悩みを上手く解決してくれる商品が話題となっている。それはズバリ、シリコンスチーマーがお弁当箱になった、「シリコンランチボックス」である。このシリコンランチボックスは、各メーカーから様々な型や大きさの物が販売され、量販店やネットショッピングでも売上が伸びている今注目の商品だそう。

シリコンスチーマーと言えば、野菜を茹でたり、簡単なおかずを作ったり、ごはんを炊いたりと、とっても使い勝手の良い「時短」調理器具だ。それがお弁当箱になったというのだから便利なことは間違いないはず。実際に、オーソドックスな四角いタイプのシリコンランチボックスを使用して、お弁当を作ってみた。


今回は、春雨ヌードルを調理してみた。通常のお弁当箱で汁物を持っていくのは至難の業。しかし、シリコンランチボックスを用いれば、汁もれを気にする心配もないのだ。

まずは、朝の出かける前。
出かける前にすることは、材料を適当な大きさに切って、シリコンランチボックスに入れるという作業のみだ。春雨・マッシュルーム・タマネギ・ブロッコリー・塩昆布を下処理なしで生のまま、ランチボックスに入れる。
3分程度であっという間に終了し、忙しい出勤前でも負担がない。また、夏の暑い時に、火を使う必要がないのでとても嬉しい! フタをしたらいざ出勤。

そして、お待ちかねのランチタイム。
ランチタイムにする事も、実に手間いらずである。材料の上から水を150ml程度加えてフタをし、電子レンジで3分加熱するだけだ。3分後には、あつあつでおいしい春雨ヌードルが完成!硬い生のブロッコリーにもしっかりと火が通っている。
この、野菜を短時間で簡単に茹であげるという技術は、シリコンチーマーならではの利点であろう。

シリコン型ランチボックスは、食べ終わったら小さくたたむ事ができるため、荷物にならない所も嬉しいポイント。
このお弁当箱なら、スパゲッティやうどん、中華麺なども茹でずに持っていき、水を加えて加熱調理するだけで食べる事ができる。食べる直前に調理するので、麺が固まって食べづらくなる心配もない。またこれなら、いつも「白米+おかず」というバリエーションに飽きてきた方にもぴったりではないだろうか。

忙しい朝でも簡単にお弁当が作れる、シリコンランチボックス、ぜひ使ってみていただきたい。
今までお弁当作りが続かなかった方にもぴったりだろう。
(あらみり)