テレビを観てると「この人、老けないなぁ~」と驚愕することが、本当に多い。芸能人のノン劣化ぶりって、一体全体何なんだ。
由美かおる、ミック・ジャガー、夏木ゆたか、あいざき進也……。
いやマジで、本気で羨ましい。あやかりたい。40代になっても20代に見られたいし、50代であっても10代に見られる自分でありたい。いや、マジで。

ところで。
ロート製薬では、全国の20~40代の男女約450名を対象に「たるみに関する意識調査」を実施しております。
ここで浮かび上がったデータ、特に女性の“見た目年齢”と密接な関係がありましてですね……。

まずは、「女性の年齢を判断するときに見る顔のポイントはどこですか?」という設問が登場。結果、全体の76.3%が「ほうれい線」と回答しています。
一方、「男性の年齢を判断するときに見る顔のポイントはどこですか?」という質問では、トップ回答として「目尻のしわ」(48.8%)が挙がっています。
この結果から、女性の見た目年齢を決める上で「ほうれい線」は大きな要素であると判断できないでしょうか。


次は、シチュエーションについての設問。「他人の顔たるみが気になるのはどんな時ですか?」というクエスチョンでは、「正面に向かい合って座った時」という回答が最も票を集めているみたいです。食事やデートの際、気になる相手に少しでも若く見られたいならば、正面の席は要注意!

続いては、画像を用いた比較実験。ほうれい線の長さだけを変えた二枚の女性の写真(【1】はほうれい線4.16センチ、【2】は5.34センチ)を並べ、「【2】は【1】に比べて何歳年齢が上に見えますか?」と聞いてみました。ほうれい線の差は、1.18センチです。
驚くなかれ、この設問では全体平均で「6.93歳」という数字が弾き出されています。
これを1センチに換算すると、「5.87歳」という数字に。要するに、「ほうれい線が1センチ長くなると約6歳見た目年齢アップ」という実験結果が導き出されるワケです。いやはや、マジですか……。

そこで、今度は角度を変えて“自己認識”についての設問を。女性限定で「自分の顔のパーツで年齢を意識する、変化を感じるのはどんなことですか?」と問いかけたところ、30代以上の女性の7割以上(77.7%)が「ほうれい線・口元のたるみ」と回答しています。
20代女性の「ほうれい線・口元のたるみ」回答は半数以下(47.6%)となっていることから、30代がたるみを感じ始めるターニングポイントだと判明したワケで……。


もっと突っ込んでいきましょう。女性限定で「自分の顔のたるみを感じたことはありますか?」と質問したところ、約8割が「ある」(「よくある」30.4%、「たまにある」48.9%)と回答しており、特に40代女性の9割以上は「たるみを感じたことがある」(「よくある」47.6%、「たまにある」43.7%)と考えているようです。
また「顔のたるみやしわについてケアをしたい部分はどこですか?」との設問では、各年代共に「ほうれい線や口元」が1位を獲得しています。
そこで「たるみのケアをしていますか?」と尋ねてみると、たるみを感じつつもケアを行っている女性は2割(22.3%)にとどまっており、意識と実態のギャップが浮き彫りとなりました。

では、最後の設問。「顔のパーツで年齢を意識する、変化を感じるのはどんなことですか?」という質問を、「自分の顔」と「他人の顔」の両方で聞いてみました。

まず「自分の顔のパーツで年齢を意識する、変化を感じるのはどんなことですか?」との問いで1位を獲得したのは、やはり「ほうれい線・目元のたるみ」(54.8)%。そして「他人の顔のパーツで年齢を意識する、変化を感じるのはどんなことですか?」という問いで1位を獲得したのは、またしても「ほうれい線・目元のたるみ」(60.4%)。
「自分の顔」でも「他人の顔」でも、気になるのは「ほうれい線・目元のたるみ」のようです。しかし、パーセンテージをご覧ください。どうやら「自分のほうれい線」より「他人のほうれい線」の方が気になるという傾向も見えてきました。うん、そういうモンですよね……。


そういえば、カール・ゴッチ(プロレスラー)は「老いを拒絶する」という名言を残している。なるほど、ここに来て心の底から頷きたい語録です。
その為には、やっぱりケア! たるみを意識したならば……。いや、意識する前段階でケアです。
(寺西ジャジューカ)