バレンタインシーズン到来。この時期だけ日本に上陸するブランドや限定販売のアイテムも多く、チョコレート好きにはたまらない季節だろう。


最近は甘党を公言する男性も増えているが、甘いものに興味がない人にとって、1粒数百円の高級チョコレートの価値はすぐには理解しがたいものかもしれない。だが、渡す側からすれば、せっかく贈ったチョコレートへの反応が薄いのは、やっぱり少々サミシイもの。

そんな心配がある人にオススメのブランドを見つけた。それが、ベルギーの奇才ショコラティエ、ドミニク・ペルソーネ氏が手がける「チョコレートライン」。日本未上陸ブランドだが、今年は東京・銀座三越のバレンタインフェア「GINZA Sweets Collection 2013」に登場。期間限定で販売される。


実際にラインナップを見ればわかるが、とにかく個性派アイテム揃いの同ブランド。なかでも群を抜いているのが、「リップスティック」(945円)と「チョコレートクリーム」(1,470円)だ。いずれも見た目はリップスティクやボディークリームそっくり。なのに、中身はホンモノのチョコレート。美容によいともいわれるチョコレートだが、現地では本当にケアクリームにして使用することもあるというから、その発想がスゴイ。

もらって戸惑う人もいるだろうが、とにかくインパクトは大。
場合によっては、相手の唇に塗ってあげたり、身体につけてあげてみるのも一興。すでに恋人同士なら、塗ったチョコレートをちょっと味見させてもらう……なんて展開もアリ!? なんだか渡す前から想像力を掻き立ててくれるアイテムなのだ。

もちろん、このほかに定番のボンボンショコラなどもある。といってもフレーバーは、コーラ、フライドオニオン、カレー、葉巻といった変わり種。チョコレート好きでならずとも、どんな味か気になる人は多いはずだ。

そもそもベルギーといえばチョコレートの本場。
ゴディバやノイハウスなど日本でも有名なブランドの故郷である。ドミニク・ペルソーネ氏はそんなベルギーの水の都、ブルージュに1992年、24歳の若さで自身の店「チョコレートライン」を開店。現在はアントワープの街に2店目も構える気鋭のショコラティエである。

今回はその味を日本で楽しめる、またとないチャンス。個性的なバレンタインチョコレートを探している人、ぜひチェックしてみては?
(古屋江美子)

■銀座三越のバレンタインセレクション「GINZA Sweets Collection 2013」
開催期間:2013年1月30日~2月14日(計16日間)
会場:銀座三越 8階催物会場
展開ブランド:約60ブランド