結婚式当日は、女性が人生で一番美しい日かもしれない。

もちろん、幸せオーラが醸し出す美しさもあるが、結婚式前にブライダルエステに通うなど物理的な努力が作り出す美しさもある。


美しく幸せそうな花嫁の姿には、参列者の多くが思わず見とれてしまうものだが、具体的に花嫁のどこを見ているかは、実は男女で違う。

先ごろ、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニーが、全国の20~30代の既婚・未婚女性及び男性を対象に「結婚にまつわる女性のボディケア調査」を実施した。

そのなかで、「結婚式当日の花嫁の外見(ボディ)でもっとも気になる部分は?」という問いに対し、既婚女性では「デコルテ」、未婚女性では 「背中」が1位だった。一方、男性は「ウエストライン」がダントツ。ドレスに覆われている部分が1位というのは不思議な気もするが、結婚式ではウエストニッパーなどを着用してくびれを演出している花嫁も多いから、男性なら思わず目がいってしまうのも当然かもしれない。ちなみに男性の2位は背中。
やはり露出する面積の広いところは、男女問わず注目される傾向にあるようだ。

結婚後の女性の美意識の変化も興味深い。「結婚後もボディケア(保湿)をしていますか?」という質問で、「結婚後もボディケアをしている・必ずすると思う」と答えたのは、未婚女性が約70%であったのに対し、既婚女性は56.7%。当初の意気込みは強くとも、忙しい日常に追われると継続は難しいのだろうか。

ちなみにボディケアを継続する理由としては、「いつまでもきれいでいたい」「旦那さんにもきれいだと思われたい」などが挙げられた。既婚者かつボディケアを継続していない筆者としては、なんだか耳がイタイ……。


ところで、保湿ケアというと、乾燥しがちな秋冬のイメージが強いが、調査を実施したジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社によれば、近年春夏の売れ行きも伸びているという。
「夏は乾燥が気にならないと思いがちですが、強い紫外線や汗、クーラーなどの影響を受けて思いのほか肌が乾燥します。また、肌の露出が多い季節でもあり、肌は外部の影響を直接受けてしまいます」
そのため、春夏も毎日のボディケア(保湿)でバリア機能を整え、外部の刺激によるダメージから肌を守ることが大切だそう。

また、汗をかいた日は、しっかり洗ってサッパリしたいところだが、洗いすぎはバリア機能を壊してしまうので要注意。表面のうるおい成分が失われるだけではなく、ひどい場合は色素沈着の原因になることもあるという。
「石けんやボディソープなどの洗浄剤を直接肌に塗ってこすったりせず、十分な泡で汚れを浮かせて落とすのがオススメ。
また、保湿は入浴後、肌が乾かないうちにすることも大切なポイントです」
洗浄剤や保湿剤は、好みのテクスチャーや香りを選ぶと、リフレッシュ効果も期待できる。最近は春夏向けの商品も増えており、同社でも爽やかな使い心地や香りの「ジョンソン フレッシュ ローション」や今春発売の「ジョンソン ラディアンス ローション」が好評だという。

ちょうど6月は結婚シーズン。世の花嫁たちの美しさにあやかれるよう、ボディケアに精進してみては?
(古屋江美子)