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日本の伝統的な製本方法「和綴じ」ってどんなもの?

和綴じは、こうやって糸で綴じていきます

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最近、和綴じ(わとじ)が流行っているという。そういえば、都内の文具ショップでも、よく目にするようになった。そこで和綴じについて、各地でワークショップを開催している有文堂さんに聞いてみた。

――そもそも和綴じって何ですか?
「中国で発祥した製本技術が平安時代に日本へ伝わり、独自の発展を遂げたのが和綴じというものです」と有文堂さん。

――昔はみんな和綴じだったのでしょうか?
「印刷技術が入ってきた江戸時代に、和綴じは最も発展、普及しました。明治になっても、西欧から機械刷りの安価な洋紙がもたらされましたが、学校の教科書などは和綴じのままでした。時代が経つにつれて、綴じるという技術がさまざまなものに取って代わりましたが、今でもお寺の経本や、長唄などの謡本で使われています」

――有文堂さんはいつ頃に創業されたのですか?
「明治20~30年頃に創業し、120年余になります。美濃に生まれた曽祖父が東京で製本を学び、地元で工場を始めました」

――和紙でないと和綴じとは呼べないの?
「和綴じとは、製本方法のことを指します。もちろん和綴じは、洋紙にもできますが、和紙に用いることによって、その特性を最も活かすことができます」

そういえば、お寺で押してもらう御朱印帖にも和綴じのものがありますよね。
「和綴じといってもいろいろあり、基本形の『四つ目綴じ』、綴じ上がった糸の模様を麻の葉に見立てた『麻の葉綴じ』、綴じ上がりの糸が、亀の甲羅の模様に似ている 『亀甲綴じ』などの種類があります」

有文堂で開催している和綴じのワークショップの参加者は子どもからお年寄りまでさまざまな年齢に渡ります。
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ライター情報: カシハラ@姐御

広告会社などを経て、フリーランスライター。得意技は、飲酒とビアガーデン制覇。東京ビアガーデン制覇クラブ主宰。「メルマガ・週刊カシハラ」で気になるものを配信中。

2015年1月27日 10時00分

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