セブンイレブンのうどんに謎表記 「包丁で切ったもちもち麺(機械で切っています)」の真相


讃岐うどんが全国的にブームになったこともあり、うどんのレベルが年々上がっている。スーパーやコンビニエンスストアでも有名店とコラボレーションした商品や、厳選素材のうどんが発売されるなどマーケットが盛り上がっているようだ。

各社がこだわりのうどんを提供をするなか、セブン‐イレブンが販売するチルドうどんに「包丁で切ったもちもち麺(機械で切っています)」という謎の表記があり、Twitterユーザーからどういう意味なのかとツッコまれている。




セブン‐イレブンで目当ての品を購入!


話題になっている商品は「もちもち麺の冷したぬきうどん」だ。セブン‐イレブンで購入すると確かにパッケージには「包丁で切ったもちもち麺(機械で切っています)」との文字が。包丁でうどんを切っているのに、「機械で切っている」とはどういうことなんだろうか。「手打ち式!たぬきうどん」「自家製麺」という表記もあり、頭が混乱しそうになる。

セブンイレブンのうどんに謎表記 「包丁で切ったもちもち麺(機械で切っています)」の真相

セブンイレブンのうどんに謎表記 「包丁で切ったもちもち麺(機械で切っています)」の真相


この表記、どういうこと!?


気になって仕方がなかったのでセブンに問い合わせると
「ただ『包丁で切った』と表記すると誤解を招く可能性があるので、(機械で切っています)と表記させて頂いております。包丁で切ることにより、麺に弾力が出てより美味しく召し上がって頂けるはずです」との回答をもらった。

「手打ち式とはどういうことか?」と聞いてみると
「『生めん類の表示に関する公正競争規約』に従い、こちらの商品については『手打ち式』と表記させていただいております。『手打』と表記するためには、麺を伸ばす『圧延』という工程や『裁断』を手作業で行う必要があります。『手打式』『手打風』という表記は『包丁又は手切りに近いうす刃の切刃』を使用すれば、機械を使ってもこのような表記をすることが許されています」とのことだった。

つまり製麺業界の規約に則った結果、このような表記がされているようだ。

食べてみた


購入した「もちもち麺の冷したぬきうどん」を実際に食べてみると、自家製麺だけあってしっかりとコシがある。機械で切っているためか太さはほぼ均一で、ツルツルとした食感もチルドめんとは思えないほどレベルが高い。値段は安くはないが「気軽にしっかりとしたうどんを食べたい」という人にはオススメできる一品と言えそうだ。うどん党の人にはぜひ試してほしい。
セブンイレブンのうどんに謎表記 「包丁で切ったもちもち麺(機械で切っています)」の真相

(やったー麺)