お正月といえばお餅。
最初こそ美味しく食べられるが、暮れから正月にかけて毎日食べるうち、だんだん飽きてしまい三が日が終わる頃にはもううんざり……ということも多い。


そこで、各メーカーさんのお馴染みの調味料で作る「美味しいお餅の食べ方」レシピを調べてみた。

各種調味料を販売しているメーカーさんは、自社調味料を使ったレシピサイトを用意している。それをみると「まさかこんな調味料でこんな料理が」なんてものも多い。

今回お伺いしたのは4社。自慢の調味料を使ったオススメのお餅レシピを紹介したい。

まずはエバラさんのレシピサイト(http://www.ebarafoods.com/recipe/)より。


お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「簡単!切り餅でおこわ風」(http://www.ebarafoods.com/recipe/detail/recipe1980.php

鳥肉、ゴボウにニンジン、干しシイタケと油揚げを適当な大きさに切り、「すき焼きのたれ」で十分ほどしっかり漬け込む。炊飯器に研いだ米と塩、干しシイタケの戻し汁を入れて、2センチ角に切ったお餅と具材を並べて炊飯するだけ。
餅米で無くても気軽におこわが作れるので、白米に飽きてきた人にもおすすめ。

お菓子が食べたいときは、

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「黄金おかき」(http://www.ebarafoods.com/recipe/detail/recipe901.php

8頭分に割ったお餅を耐熱皿のクッキングシートの上に並べ、ラップをせずに3分30秒加熱。まだ熱々のところに焼肉のタレとしても知られる「黄金の味」を絡ませるだけでサクサクのおかきが完成。余って固くなったお餅の再利用レシピとしても。


続いて、キユーピーさんの「キユーピーとっておきレシピ」(http://recipe.kewpie.co.jp/recipes/)より、

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「3種の餅ピザ」(http://recipe.kewpie.co.jp/recipes/recipe/recipe.php?recipe_no=QP00013613

パスタソース×お餅の変わりメニュー。お餅4個に「キユーピー あえるパスタソース」を1/4袋分塗って、上からチーズを散らしてあとはオーブンで焼くだけというお手軽さ。たらこ味、バジル味、ツナマヨ味など種類も豊富で見た目にも華やかなので新年会にも。

もっと軽い料理が食べたいときは、

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「レンジでかんたん!キャベツとおもちのミルフィーユ」(http://recipe.kewpie.co.jp/recipes/recipe/recipe.php?recipe_no=QP00011414

春を感じさせる菜の花。それにニンジンや豚バラ肉を用意。薄切りにしたお餅と野菜をキャベツに挟み、濡れたクッキングペーパーでくるんだまま電子レンジで6分加熱。
味付けは「キユーピー すりおろしオニオンドレッシング」のドレッシングで。正月は案外とれない野菜も食べられそう。

味の素さんの「レシピ大百科」(http://park.ajinomoto.co.jp/)より。

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「あべかわもち~コーンクリーム仕立て~」(味の素KK)

まずはお餅を4つに切り分けて水にくぐらせ、ラップをかけて電子レンジでチン。柔らかくなったお餅を、「クノールカップスープ」の粉の上で転がして完成。見た目はまるできな粉だが口に入れるとコーンクリームという、変わり種のあべかわ餅だ。
ただし冷えると固くなるため温かいうちに召し上がれ。

しっかりお腹に溜まるものを食べたいときは、

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「もちグラタン(まろやか豆乳)」(味の素KK)

使うのは「鍋キューブ」という鍋の素。お餅をさいの目切りにし、あとはベーコン、タマネギを小麦粉と一緒に炒める。タマネギが透き通ってくれば、砕いた豆乳鍋味の「鍋キューブ」と牛乳を加えて、最後にお餅をプラス。餅が煮えてくれた耐熱容器に移し替え、チーズをかけてオーブンで焼き上げれば簡単に豆乳風餅グラタンに。

そして最後にミツカンさん(http://www3.mizkan.co.jp/sapari/menu/cook/search/index.asp)。


「ミツカン 本みりん」と「ミツカン ほんてり」を使ったこんな和菓子はいかがだろうか。

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「変わり栗大福」(http://www3.mizkan.co.jp/sapari/menu/cook/recipe/index.asp?id=6015

耐熱ボウルにお餅と「本みりん」(大さじ3)を入れ、ラップをせずに電子レンジで1分30秒加熱。温かいうちに練りながら、みりんを大さじ2追加して、もう一度レンジでチン。を2度繰り返す。じゅうぶん柔らかくなったお餅を熱いうちに丸め、片栗粉をまぶして完成。中に餡を入れてもいいが、横に餡や栗の甘露煮を添えても。
これからの季節、黒豆や栗きんとんでも似合いそう。

お正月のお餅に飽きてきたら活躍する「変わり種」レシピ

★「いちご大福」(http://www3.mizkan.co.jp/sapari/menu/cook/recipe/index.asp?id=4917

ボウルに切り餅と「ほんてり」と砂糖を入れてこちらはラップをして、電子レンジで2分30秒セット。お餅を切るようにほんてりと混ぜ合わせ、混ざったところでもう一度チン。火傷しないように気をつけながらよく混ぜ滑らかになってきたなら、広げた片栗粉の上で丸めて餡や苺を包めば完成だ。

和な味しか合わないのではと思われがちなお餅だが、そもそもお米はどんな料理だって受け入れてくれる度量の広さを持っている。同じお米からできたお餅だってきっとそうに違い無い。

上記以外にも様々な「いつもの調味料で変わり種料理」が揃っているので、お正月休みの間に色んな料理に挑戦してみては。
(のなかなおみ)