ここに来て自分でもナニなのですが、お正月が名残惜しくなってきちゃいました。そういや今年は、あんまりお餅も食べられなかったしな……。
というわけで昨日(8日)24時スタートの、こんなイベントに行ってきました。深夜の渋谷にて開催されたのは、マッチョな男らが筋肉を利して餅をつく「マチョ餅ナイト」!

今まで、コネタにて「マッチョバスツアー」「マチョ氷」「マチョ肉屋」等を取材してきましたが、それらのイベントで筋肉を見せつけたアイドルグループ「マッチョ29」が、ついに夜の街へ進出! 裸体を見せながらクラブで餅をつくだけのイベントに出演したのです。
まずは、今回のイベントを主催したクリエイター・afromance(アフロマンス)氏に話を伺いました。

なぜ、今回はマッチョとコラボを?
「年末、ハウスミュージックに乗せてマグロ解体ショーを見せるイベント『マグロハウス』を行なったんですが、最近はそういう“食”と“音楽”を掛け合わせたエンターテイメントを作りたいと考えています。そして今回はお正月なので、『餅つき』と『ダンスミュージック』。ここにパワーをプラスする意味で『餅つき』と親和性の高い『マッチョ』を掛け合わせました」
ダンスミュージックのリズムに合わせ、マッチョが餅をつくというのが今回のコンセプト。「ダンスミュージック」×「餅つき」×「マッチョ」という、贅沢な掛け合わせが実現したわけです。コラボの3重奏ですよ!?
「マッチョ! マッチョ!」と餅をつく
さぁ、そろそろ餅つきタイムがやって来た。フロアの中央には、臼と杵。

そして、タンクトップに身を包んだマッチョ2人(コアラ小嵐&植田知成)がやって来たぞ!


2人は、杵でお餅をこねながらグルグル回転し続けます。


こねる杵の揺れをよく見ると、ちゃんと曲のリズムに乗っている。フロア内には「マッチョ! マッチョ!」の掛け声が響き渡り、ついにマッチョが餅をつき始めた!

パフューム「チョコレイト・ディスコ」やきゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」のリズムをバックに男性ホルモンだだ漏れの筋肉マン2人が餅をこね続ける状況は、異次元過ぎて気持ちの整理がつかない。と思いきや、ライザップのCMソングが流れるとお餅そっちのけでポージングし始めたりして。



それにしても、餅つきという行為にここまで若人が目をランランと輝かしているシチュエーションは見たことないわけで。


音楽に合わせ餅つきのリズムを変えたり、杵をコントロールする腕力というか体幹は見事なもんだ。まさに、筋肉のムダ遣い!
そんなこんなで、餅はつき終わったよう。

このお餅を取り分け、

つぶあんときなこをまぶして……

出来上がりです!

マッチョ自らフロア中にお餅を配って回るというのだから、至れり尽くせり。

もちろん、私もいただきました。……おわっ、やわらかい。っていうか、ベチャッとしてるかも。かなりこねくり回された印象です。
お餅をついたマッチョのご両人も、お餅を召し上がったみたい。

では、感想を伺いましょうか。どうでしたか、ご自身がついたお餅の味は?
植田 やわらかいです……。たぶんね、つき過ぎたんですよ。
――餅つきの経験は、今回が初ですか?
植田 初めてです。
小嵐 難しいですね!
植田 別に、みんな餅食いに来たわけじゃないですからね。みんな、マッチョを見に来たわけだから。
小嵐 味は、僕らの責任じゃないですよ!
植田 「マッチョカフェ」だって、みんな、味に期待して来てないよ!
小嵐 美味いもの食いたいんだったら、ヨソ行け!
どうにも、おかしなテンションになっている模様。演者自身のタガも外れる「マッチョ」と「ダンスミュージック」のコラボだが、afromance氏は今後も続けていきたいと考えているようです。もちろんその時は、「餅つき」とは違う何かが行われるわけで。
深夜特有の独特なテンションへ突入すると、マッチョに新境地が訪れる!?
(寺西ジャジューカ)