ゲーム「桃太郎電鉄」の略称は「桃電」?  「初めて聞いた」とツッコミ相次ぐ
画像は「桃太郎電鉄」公式サイトのスクリーンショット。「桃鉄って?」という解説ページがある。


テレビゲーム「桃太郎電鉄」の略称は「桃鉄」か「桃電」か――。これで意見が別れて論争に発展してしまったというTwitterの投稿が話題になっている。一般的には「桃鉄」と呼ばれているはずだが、投稿者の職場内では「桃電」が多かったそうだ。



「桃太郎電鉄」とは、ボードゲームの要領で日本全国を回って物件を買い集め、最後に誰が一番資産を持っているかを争うゲーム。1988年に第1作がファミリーコンピュータで発売されて以降シリーズ化され、20年以上も続いている。

「桃鉄」「桃電」論争の投稿に反応したTwitterユーザーからは、「『桃電』初めて聞いた」、「『桃電』だと『桃伝』(同一メーカーの別シリーズ「桃太郎伝説」の略称)と区別がつかない」といった意見が。






正式な略称は「桃電」なのか「桃鉄」なのか。同作の公式サイトを見ると、「桃鉄って?」という解説ページがある。

また、同作の生みの親であるさくまあきら氏は、自身のホームページで公開している「桃鉄研究所--第5回--」で略称について言及していた。「まれに『桃電』と呼ぶ人がいるようです」というファンの投稿に対して、さくま氏は「『桃電』と呼ぶ人はかなり多い」と回答。「桃電」と呼ぶ人も以前から一定数いる模様。
しかし、第1作のカセットには、既に「桃鉄」と大きく表示されている。


やはり「桃鉄」が正式な略称で間違いなさそうだ。

ゲームの略称については、スクウェア・エニックスのロールプレイングゲーム「FINAL FANTASY」でも、「FF」と呼ぶか「ファイファン」と呼ぶかで論争がおこっている。
(上原しげお)