アクセサリーを温かくすると気持ちいいんじゃないか説
ガンガンにクーラーの効いたカフェで仕事をしていて、ふと音楽を聴こうとイヤホンを取りました。それはちょうどノートパソコンの排熱が吹き出すファンのそばに置いてあったため温かくなっており、両耳に挿した瞬間…相当に、本当に、気持ち良かったんですよ。一瞬、露天風呂にいるかと思った。
これ、耳に限らず、身につけるものを温かくするとすごく気持ちいいんじゃないか?
近頃、日本は急激に寒くなっているとのこと(今さらですが筆者はベトナム在住です)。
そんな冷気から身体を守るための新提案です、効きますよ、本当に、たぶん。
という訳で、身体の各部位に身に付けるアクセサリーなどを集めてみました。
まずはきっかけとなったイヤホン。
改めてという意味もありますが、私以外の人の感想も聞いてみたい。
もっと奥ならもっと気持ちいいのでは?と用意した、綿棒。
身に付ける定番、腕時計。
鼻こより用の、ティッシュ。
人によっては何時も肌身離さない、メガネ。
プードル…は、友人が連れてきただけで温める訳ではありません。
以上、5点のものを温めていきます!
やはりイヤホン神話は間違いなかった!「温泉みたい」の声多数
ノートパソコンのファンだと時間が掛かるので、今回はドライヤーで急速加熱。
完全に「濡らして壊れたイヤホンを直そうとする人」みたいですが、違います。
すべてはその一瞬の「気持ちいい」のために!
よしよし…ぬくいぞ、今だ!
あははっ!
はははは!めちゃ気持ちいい!!
友人「怖い。ていうか嘘でしょ?」
私 「いやほんとだって!完っ全っに!露天風呂!!」
訝しげな友人に気持ちよさを訴える私。
友人「そんなまさか…」
友人「温泉だー!」 ※効能・効果には個人差があります。
友人「ちょっと信じられな…」
友人「温泉だー!」 ※効能・効果には個人差があります。
友人の意見。
・不思議と疲れが取れる
・耳の穴が温かくなるだけで包まれている感覚を覚える
・医療用機器ですでにありそう
・なければビジネスチャンスだ
・この温もりが愛なのかもしれない
やはり私の奇跡体験アンビリバボーは必然だったようです。
ということは、より奥深く温めればもっとすごいことになるのでは…?
徹夜を頑張る受験生も社会人も必見!これからは「ホット綿棒」だ
綿棒をお湯で温める。
イヤホンがOKなら、同じ理屈で綿棒もOKなはず。
いや、むしろ、奥深く入れられる分だけ効果は抜群かもしれない。
ふむふむ…おっ!
あたたか~い!!
ダメだ…
これはハマる~!!
冬場のコタツは人を堕落させると言いますが、ホット綿棒は耳のコタツです。我ながら訳分かんないたとえをしましたが、もしかしたらホット綿棒は、未来の人工知能以上に人類の敵と成り得る存在なのかもしれません。
・これこそ温泉に入った気がする。
・太ければ太い方が面積が広くなっていい。
・一気に目が覚める、これから目覚ましはホット綿棒だ。
腕時計も温かくしてみよう!…と思ったら悲惨なことに
正直、当初の想像の3倍くらいは気持ちよかった。
みんな、もっと身につけるものを温かくしていいんじゃないか!?
という訳で、腕時計をドライヤーで加熱してみます。
相変わらず濡れたデジタル時計を乾かしているようだ。
それでこれを腕に巻き…
腕時計「カツーンッ!」私「!?」
フタが取れました(壊れた)。
まさか、膨張して外れたのか?たったあれだけで??
といっても500円足らずの安時計だったので、当然の結果なのかもしれません。
しかも全然気持ちよくないし…
その代償をあざ笑うかのように、気持ちよさはゼロ。
・全然気持ちよくない
・窓際に置いてたら太陽光で熱くなった腕時計を付けた感覚
鼻こよりは…まぁまぁいける!まぁいける!
つづいては耳ではない穴、鼻の穴を攻めたいと思います。
フガフガ…
友人「アホみたいですよ」
私 「分かっとるわい」
フガイヒィ~!(気持ちいい~!)
ホット鼻こよりも大成功です。耳と違って多少の息苦しさは感じるものの、むせないように普段からお湯(液体)を入れないためか、鼻腔が温かい感覚が珍しく、かつ気持ちいい。
左の方も…
あぁ、染みる…。
友人たちにも大好評。
・お風呂に鼻まで浸かった感覚に似ている
・風邪を引いたときにすごくいいんじゃないか
もういっそのこと顔全体を温めてしまっては
最初に準備はしていなかったが、そういえば顔パックを持っていることを思い出す。
本来は冷やして使うものだけど、温かくしてもいいんじゃないか?
変わったマスクで、アイアンマンになってしまいはするが。
せーの、
ビタッ!
私「あ、あぁ~~~!!」
私 「…」
友人「…で、どうなの??」
私 「あのね」
私 「一瞬で冷えたよ」
こともあろうか、パックは取り出すや否や、みるみるうちに冷えてしまいました。
薄くて広い分、放熱が激しいのかもしれません。
・とにかく顔パックは温めるには向いてない。
メガネは…意外にも蒸気アイマスク効果??
最後のチャレンジは、メガネです。
イヤホンは手間、こよりは恥ずかしい、しかしメガネなら目立つこともないぞ!
メガネを煮る行為なんて初めてだ、浮き出てくる油になんだか凹む。
…スチャ!
友人「うわ、二重になった!」
友人「戻った!」
友人「どうなの?」
私 「メガネのレンズから迫りくる蒸気がすごい」
友人「気持ちいいってこと?」
私 「うん、でも曇って前が見えない」
友人「メガネの意味がない…本末転倒だね」
私 「軽い思い出話をしてもいい?」
友人「うん」
私 「昔、好きなお笑い番組があって、その中で『熱いメガネを掛ける』って罰ゲームがあったの、芸人がすごいあつーって、あつーって言っててん」
友人「うん」
私 「あれ、実は熱くなかったんやな…って」
友人「うん…」
私 「でもFUJIWARAのおもしろさは変わらない」
友人「FUJIWARAか」
・蒸気の出るアイマスクのようで、気持ちいいっちゃ気持ちいい。
・でも曇って前が見えないのでメガネが役目を果たさない。
・FUJIWARAはおもしろい。
人間には温泉に入ったと思わせる「温泉ツボ」がある!(かも?)
後半はほぼ失敗でしたが、当初の「耳攻め」は本当に気持ちよかったです。
耳の穴なんて普段は滅多に晒さない部分なので、敏感なのかもしれませんね。
きっと全身が温泉に浸かって初めて温かくなる部分なので、その要所を抑えることで、簡単に温泉に入った気分を味わえるのかも。といっても耳の穴に水を流して良いことがあるようには思えないので、綿棒も熱だけ残して水気はなるべく絞った方が良いでしょう。
医学的な見地ではサッパリ分かりませんが(温めてダメってことはなさそうだけど)、少なくとも目覚ましにはなるので、これから受験シーズンに突入する学生の皆さんはぜひお試しください!即効性については保証しますよ!
最後に「服を電子レンジで温める」ということをやってみましたが、すぐに冷えました。
あくまで熱が奪われづらい小さいものが適しているみたいです。
(ネルソン水嶋)