11月10日に放送された『所さん! 大変ですよ』(NHK)で、海外でたい焼きがブームになっている様子が映し出された。その理由がなんとTVアニメ『Kanon』(フジテレビ系、TBS系)にあったという。
NHKで突然『Kanon』が紹介され、「自分の事のように嬉しくなった」とネット民は歓喜の声をあげている。

『Kanon』のたい焼きシーンが海外で話題「一体なんだろう」


同番組では、ある調理道具店が世界中から「たい焼き器を売ってほしい」と大量に注文を受けていることを紹介。5年ほど前からアメリカを中心にコロンビアやメキシコなどからも問い合わせが増え、今では月に40~50件も注文があるという。

その理由を番組スタッフが調べたところ『Kanon』にあるらしいのだ。海外の女性アニメファンは『Kanon』のキャラクターがたい焼きを満面の笑みで食べるシーンをみて、「寒い中でたい焼きを食べているのを見ると、幸せな気持ちになって誰もが食べたくなるわ」「たい焼きが広まったのは彼女のうれしそうな笑顔のおかげよ」と熱弁。

『Kanon』では毎回のようにヒロインが好物のたい焼きを食べるシーンが登場するのだが、海外男性アニメファンも「クラッカーに見えたけどそうじゃない。一体なんだろうって食べたくなるんだ」と語っていた。
これには日本のアニメファンも「まああれ見たらたい焼き食べたくなるわな(笑)」「流石京アニだな」と鼻高々なようす。

海外バージョンの衝撃の「たい焼き」


あんこを入れるのが一般的なたい焼きだが、海外では別の形で広まっている。なんでも、チョコレートや刻んだリンゴを入れているというのだ。

さらにアメリカのとあるたい焼き屋では、一番人気がベーコン入りたい焼きだという。ベーコンの他にはネギやチーズも入っていて、日本人スタッフが試食してみたところ「ハンバーガーみたいな感覚で美味しい」と感想を語っていた。現地の人も「甘すぎず、ベーコンとチーズのバランスが絶妙」と絶賛。
そしてあんこのたい焼きを食べてみてもらい、どちらが美味しいか尋ねると「やっぱりたい焼きはベーコンね」とアメリカバージョンを推していた。