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映画『3月のライオン』装飾に見る細かすぎるこだわり「食べ物の吐息まできちんと表現したい」

2017年3月17日 11時40分 ライター情報:田幸和歌子
3月18日から前編が公開される映画『3月のライオン』。

原作はご存知、羽海野チカの同名人気漫画だが、キャスティングの見事さとともに、気になるのは、零がお世話になる「川本家」の古く温もりある部屋や、温度が伝わってくるような美味しそうなご飯だ。


これらを手掛けたのは「装飾」担当の渡辺大智さん。


「食べ物の吐息まできちんと表現したい」


「装飾」はかつて「小道具」と言われていた仕事で、台本に登場する道具、『3月のライオン』ではカバンや靴、指輪、メガネからタバコ、将棋の駒、食べ物、部屋の家具、装飾品まですべて手掛けているそう。

「食べ物専門の『フードコーディネーター』を入れる映画もありますけど、それは今回はしたくありませんでした。『装飾』って、基本的に現場にずっといて、ものすごく台本を読んで考える人が多いんですよ。食べ物でも湯気が立っているのか、冷めているのか、ご飯の出し方一つでも、その人のキャラクターやシチュエーションで違うはず。そういうことを自分がまだ駆け出しの頃に、ものすごく怒られて教え込まれてきたので、食べ物だけ作品から独立して他の方が担当するっていうのは、特にこの作品では違うんじゃないかな、と思いました」(渡辺さん 以下同)

「食べ物の吐息まできちんと表現したい」という思いから、食べ物はすべて手作りの家庭料理とした。
ただし、いざ食べ物を考えたとき、調べれば調べるほど、原作の真似で作っている人がネット上にたくさんいることを知り、自信をなくしたこともあったそう。
「だったらもう、体を動かすしかないなと。まず川本家にありそうな古い食器を、長野や山形の古物市に行って、山ほど買いました。小道具会社の在庫からそれらしいものを選んで来るっていう方法もあるんですけど、『この物語のためにある道具』って、絶対にあると思うんです。そういうものを、足を削って探すのは楽しいし、見つけたときは本当にうれしい。川本家のカレーの器を見つけたときなんか、すごく嬉しかったですね」
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

コメント 7

  • 匿名さん 通報

    ホントに原作を知っているなら、あんな豪華なおせちは出ない!!オリジナルの可愛いおせち料理なのに…伊勢海老と蟹でぶち壊し!!( ノД`)シクシク…

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  • 匿名 通報

    今回はキャストの方々のコミックキャラ再現率が異常に高いのに 装飾さんの頑張りで少なくとも川本家のラブリーな食卓は台無しww 柔軟に原作読みましょうよ?

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  • 匿名さん 通報

    こだわって想像して作るのはいいけど、それじゃきっと私たちの知っている「3月のライオン」じゃなくなっちゃいます…。

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  • 匿名さん 通報

    確かに豪華なおせちが写っていますが奥に川本家のおせちもありますね。カメとポークビーンズが見えます。 18:07の匿名さんへ 我が家は銘々皿でとりわけております。貧乏な日本の庶民です。

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  • 匿名 通報

    味噌汁とご飯以外のおかずがを全部、大皿で盛るのも日本の庶民じゃないよね。鉢に常備野菜は有りでも、各自におかずの皿に食べきる分を盛るのが家庭料理

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