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規格外の仏像が生まれた謎を紐解く「神仏探偵」

2017年6月8日 08時00分 ライター情報:おぜきめぐみ/イベニア
骨格や臓器をそなえた仏像、人の髪が植えられた女神、木とともに生きる地蔵尊など、不思議な仏像が全国にはたくさんあることをご存じだろうか?

そんな一風変わった仏像の魅力に迫るトークイベント「川口にもある?! ミステリーな仏像!」が埼玉県川口市のメディアセブンで開催された。


一風変わった神仏の謎に迫る、神仏探偵とは!?


今回のトークショーの語り手は、不思議な仏像に魅せられた「神仏探偵」こと本田不二雄さん。今年2月に刊行の『ミステリーな仏像』の著者でもある本田さんが、不思議な仏像に魅せられたきっかけは一体何なのだろうか? また、神仏探偵とはどんなものなのだろうか? 直接話を聞いた。
“神仏探偵” 本田 不二雄さん


元々は仏教にも仏像にも特に興味はなかったという本田さん。出版社勤務時代、神社や仏像などの書籍や雑誌の作成に携わる中で、一般的な形とは異なる不思議な仏像たちと出くわすこととなった。

覆面をした観音菩薩、縄でぐるぐる巻きにされたお地蔵様、ミイラのように痩せ細った阿弥陀仏などなど……。見れば見るほど謎や疑問が湧いてくる仏像にどんどん惹きつけられていったと本田さんは言う。


「基本的に決められた形があるはずの仏像が、どうして規格外の姿・形となったのか。その姿でなければならない理由が、そこには必ずあるはずなのだ。それが気にならずにはいられない」

そのシンプルな思いから、神仏探偵としての活動が始まったという。不思議な仏像の謎を解くため、管理する住職さんに話を聞いても、由来を知らない場合も多いという。地元の方に話を聞いたり、文献やネットを駆使したりして情報を集めるが、なかなか簡単に謎解きとはいかない場合が多いとのこと。

「資料が残っていないことも多く、必ずしも答えに辿り着くとは限らない。導いた答えが正しいかどうか分からないことも多い。だがそれでも、推察しながら一つずつの過程を大切に、自分なりの答えを出す。そうすることで、これまで置き去りにされていた謎に、一筋の光が射せばいいと思っている」

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ライター情報: おぜきめぐみ/イベニア

フリーライター。本づくりの講座に通ったことをきっかけに、ライター活動を開始。現在は取材案件にも力を入れている。趣味は旅行とのんびりすること。

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