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YouTubeの「怪談朗読」で人気、ごまだんごさんにインタビューしてみた

2017年9月7日 11時00分 ライター情報:かるめら
動画配信サイト「YouTube」では日々さまざまな動画が投稿されています。中でも人気が高いのが「怪談朗読動画」。その名の通り、有志があらゆる怪談を読み上げ、視聴者がそれを聴くという内容です。

人間の怖いもの「聞きたさ」と言うべきか、このジャンルはYouTubeでもその人気に定評があり、多数動画が投稿されているのです。

映画やアニメーションのように画面を観る必要がなく、何かPCで作業をしているときでも楽しむことができるので、怪談好きな私は毎日何かしらの朗読動画を再生しながら仕事を行っています。


中でもクオリティが高いのが「ごまだんごの怪奇なチャンネル」です。

「ごまだんごの怪奇なチャンネル」が人気の理由


ごまだんごさんという方が運営されているこのチャンネルは、1つの動画につき数万回再生されており、「怪談朗読」というジャンルにおいては上位に入る人気作品です。



なぜごまだんごさんは人気があるのか。理由のひとつとしては、表示される動画のサムネイルが特徴的であることがあげられます。禍々しいそれらの画像は「なんだこの動画は!?」と思わるほど異彩を放っており、クリックせずにいられません。

もうひとつの理由は、クオリティの高さです。怪談朗読動画の中には、ただ「読むだけ」といったような乱暴な感じのものもありますが、ごまだんごさんの語りは丁寧かつ演技力が高く、話を聞いているだけでその話の登場人物になったかのような錯覚すら覚えてしまうのです。

朗読の合間に挿入される「虫の声」をはじめとした演出も雰囲気抜群で、仕事中でありながら思わず聴き入ってしまいます。



特に面白い話をいくつかあげると、まず最初は「きんきんさん」。子どもだけが知る謎の存在に関するお話で、その不条理さが非常にミステリアスな怖さを生んでいます。



もうひとつは「ちびまる子ちゃん」。これはごまだんごさん本人の実体験なのですが、そのかわいらしいタイトルからは予想だにしないおぞましさでした。こんな体験に自分が直面してしまったら立ち直れなさそうです。

ごまだんごさんに直撃インタビュー


こうした朗読動画を多数投稿されているごまだんごさんとはどのような人物なのでしょうか。今回思い切って連絡をとり、インタビューを敢行しました。



――今までにどれぐらいの数の朗読を行いましたか?

インターネットラジオでの活動を含めますと、1,000話以上は読ませていただいたかと思います。

――怪談朗読を行うようになったきっかけは?

怪談話がとにかく大好きだからでしょうか。子供の頃に「奇跡体験!アンビリバボー」の恐怖特集や「ほんとにあった怖い話」等のTV番組を観て一気にホラー物が好きになりまして。小学生時代はよく授業が終わると、学校の図書館に籠って怪談の本ばかりを読んでいました。

でも、子供の頃から大人になるまで、怪談の素晴らしさを共有できる人が私の周りに数人しかいなかったんです。「こんなに怪談って面白いのに。こんなに素晴らしいのに」って語り尽したいのに、友人も知人等もあまり耳を貸さなくて(笑)。ずーっと「いろんな人達と、もっと怪談の良さについて共有したいなぁ」と思ってきました。

だからかもしれません。インターネット上で怪談を読もうとしたのは。インターネット上で怪談を読むことで、たくさんの方々に怪談の良さを聴いてもらえる、共有してもらえる。今思い返せばそんなことを考えていたのだと思います(笑)

それで、最初はインターネットラジオをやり始めまして、そこで怪談朗読などをやっていました。そのインターネットラジオのリスナー様に「YouTubeもやってみれば?」と言われ、現在のような状況になっています。

――今まで朗読した中で、印象に残っている話は?



1つ目は、割と最近読ませていただいたお話なのですが、修学旅行の時に撮ったクラスの集合写真が、異質なモノになってるというお話が印象的でした。「一人の女の子は顔を青白くさせ、まるで死人のような顔をしていて、その女の子に向かって周りの子達が合掌をしている」という写真が撮れてしまったというお話です。読んだことが無い内容だったので、驚きましたし、すごく怖くて。女の子もその写真を撮った数日後に亡くなってしまったらしいですから、余計怖いですよね。



2つ目は「危険な好奇心」でしょうか。これは怪談ではなくて「人間が怖い」というジャンルのお話なのですが、最初読ませていただいた時は震えました。「丑の刻参り」をしてる女性を偶然見てしまって、そこからその女性に悪質なストーカー行為をされるというお話なのです。「窓に張り付いてこちらを見てる」等の描写がすごくリアルで、当時鳥肌を立てながら読んでいました。「人間って幽霊と同じくらい怖いんだなぁ」と初めて思ったお話だったので、今でもすごく印象に残っています。

――「ちびまる子ちゃん」などをはじめとして実体験をなさっていますが、その中でもっとも恐ろしいと感じたものは?

一番はトイレットペーパーを三角折りにする幽霊に遭遇した体験でしょうか。家に帰ってくると、必ず私の家のトイレのトイレットペーパーが三角折りになってるという事がしばしばあったのですが、私にはそれをした覚えがないし、誰かが家に入った形跡等も無くて。たまに家に来る友人も「お前の家のトイレットペーパー、いつも三角折りだよな」と言ってきて、もう当時は何がなんやらって感じで、すごく怖かったのを鮮明に覚えています。その家を引っ越す1週間くらい前に、トイレの前で偶然無表情で顔が半分だけの50~60くらいの女性の姿を見たのですが「その女性が三角折りにしていたのかなぁ」と今では考えています。



――毎回動画に使われている画像(サムネイルなど)が凝っていますが、どのようにデザインを考えていますか?

できるだけ見やすくて、お話の雰囲気にあったサムネイルを作るよう心がけています。ロゴや文字の大きさ、位置、雰囲気、フリーサイト様からの画像選びなど、全てを大事に考えています。良いサムネができた時は朗読を上手くできた時と同じくらいうれしくなります(笑)



――今後、動画配信を続けていく上で、何か目標などはありますか?

リスナー様達に常に恩返しがしたいなぁと考えております。聴いてくださるだけでもうれしいのに、よくコメントやメールなどでリスナー様達が励ましのお言葉をかけてくださったり、私事で落ち込んでる時にもそれを察知して元気づけてくださったり。本当にリスナー様達が優しくて、いつも元気づけられているんです。本当にありがたいことだなぁと感じてます。

今回旅を開始したのも、直接リスナー様に会って少しでもそのような日頃の感謝の気持ちが伝えられたら良いなと思って始めたことです。昔から旅をしてみたかったというのもあるのですが、やっぱり一番はそういう気持ちがありまして。この旅を終えたからといって「はい終わり!」という訳ではなく、これからも私はずーっとリスナー様達に感謝しながら、一緒に「ごまだんご」を作っていけたら良いなと考えております。「いつまでもリスナー様達と一緒に歩んで行く」というのが目標です。

(かるめら)

※画像はNHKクリエィティブライブラリーを使用
http://www1.nhk.or.jp/creative/
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ライター情報: かるめら

大阪在住のフリーライター。
主に関西圏の観光やグルメについて。
映画をはじめとする怪しいサブカルネタも好き。

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