最近になり赴任した教師のひとりが服装に対して極端に厳しく、「制服の第2ボタンを開けるのは禁止」、「体育の授業時以外に、ショート・パンツは厳禁」などで生徒を「取り締まった」ため、不満が高まった。
3月15日の全校集会時には、長そで・長ズボンの冬の制服着用が求められていた。校長が壇に登り話を始めようとした時、生徒は一斉にズボンを脱いだという。
生徒の行動を支持する教師もおり、「わが校の教育目的は、教師の求めなら、何でも従うだけの生徒を作り出すことではない」などの意見を表明していた。抗議行動後には校長も「生徒の考えを尊重したい」として、「今後は特に影響がない場合、生徒が自分の意思で、ショート・パンツを着用することを認める」と表明した。
なお、女子高校生はズボンを脱いだ際、下にショート・パンツを着用していた。(編集担当:如月隼人)
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