遼寧省の撫順戦犯管理所は21日、「改造末代皇帝専題展」を始めた。清朝の第12代皇帝で、退位後に満州国の執政、初代皇帝になった愛新覚羅溥儀(1906-1967年)の、戦後における10年間の「監獄生活」も再現した。


 第二次世界大戦末期の1945年8月9日にソ連軍が満州に侵攻すると、溥儀は新京(現・吉林省長春市)を脱出。日本が8月15日にポツダム宣言を受け入れると、同月18日に満州国の消滅を宣言し、皇帝から退位した。その後、ソ連軍の捕虜となり、中華民国に引き渡された。1950年からは、中華人民共和国が身柄を管理。1959年12月の特赦まで、撫順の戦犯管理などで暮らした。

 溥儀は周恩来首相の計らいで、北京植物園の庭師として勤務。1964年には満州族の代表として、中国人民政治協商会議の委員になった。その後、がんになったが、文化大革命中で、医師らが元清朝皇帝にかかわることで迫害されることを恐れたため、入院はできたが満足な治療を受けられなかったという。(編集担当:如月隼人)

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