同サイトは、『機動戦士ガンダム』など、アニメーションの映像や関連商品の版権を管理する「創通(SOTSU)」の中国サイドが“ニセ”ガンダムの調査を経て、同園に対して著作権侵害と賠償請求を行ったと伝えた。
「国色天郷楽園」はこれまで、“偽”ガンダムを「オリジナル」だと強弁していたが、全体的なデザインをはじめ、本体の肩部分に記された「WB(ホワイトベース)」、「EFSF(地球連邦宇宙軍)」の文字などから、日本の「等身大」ガンダムを模倣したとの指摘を受けていた。同園はまた、公式サイトなどでも一時的に、ガンダムを意味する言葉「高達」を使用し、プロモーション活動を展開していたとされる。
同園は「パクリ」疑惑の浮上後、修理のためだとして布で顔部分を覆い、「非難回避」に乗り出したとささやかれたが、版権問題からは逃れられなかったようだ。(編集担当:金田知子)
【関連記事・情報】
・【中国人に聞く】偽ガンダムと本物のガンダムはどちらが格好良い?(2010/12/21)
・偽ガンダムの出現に、「許可は取ってるのか?」=中国(2010/12/21)
・四川の遊園地「修理中」と、中国、模倣ガンダムの顔隠す(2010/12/20)
・「独創」と主張、中国の遊園地に模倣ガンダム?(2010/12/18)
・「日本こそパクリ先進国だ」…遊園地問題で中国が反論(2010/12/16)