欧州の華字紙・戦報はこのほど、パリでこのほど日本人が桜の植樹を行おうとしていた際、周囲にタバコの吸い殻などのゴミが落ちていることに気づき、自発的にゴミ拾いを行ったと伝え、フランス人の間で驚きの声があがったと伝えた。
2015年11月にフランスで同時多発テロが発生したことで、フランスを訪れる日本人旅行客は減少したが、今回の植樹は日本人旅行客の回復を目指してフランスにある日系の旅行会社などが企画したものだ。
記事は、パリの公衆衛生は目も当てられないほど酷いと指摘し、2001年には「パリは犬の糞尿の都」であると批判されたほどだと紹介したほか、パリの前副市長ですらパリは不衛生だと認めていると紹介した。
一方、日本人はパリに対して不思議なほど強い憧れを持っており、こうした日本人がパリを訪れると現実に幻滅するとし、こうしたケースについては「パリシンドローム」という言葉まで存在すると紹介。続けて、「パリの汚さに対して、我慢の限度を越えた日本人は2007年から自発的にパリの清掃活動を行っている」と紹介。勤勉な日本人はパリ人に啓発を与えていると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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