宝塚雪組トップコンビ・壮一帆＆愛加あゆ退団公演　「一緒に卒業できるのが幸せ」

2014年08月01日(金)15:45

　宝塚傾奇絵巻『一夢庵風流記前田慶次』と、グランド・レビュー『My Dream TAKARAZUKA』の公演が8月1日よりスタート。本公演をもって退団する、雪組トップコンビの壮一帆と愛加あゆが東京宝塚劇場で取材に応じた。

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　今回の公演は、豊臣秀吉絶頂期の大名・前田利家の甥、前田慶次の豪快な生き様を描いた隆慶一郎の人気小説『一夢庵風流記』を舞台化した作品と、ひとりひとりの人生の様々な夢をテーマに描いたグランドレビュー『My Dream TAKARAZUKA』の2本立て。

　「今回は私と愛加の退団公演ですが、次に繋げることを常に意識しています。千秋楽まで、皆で心をひとつにして頑張ります」と意気込みを語る壮。愛加も「この公演で卒業させていただきますが、一帆さんと一緒に卒業できるのが幸せで、この気持ちをお客様への感謝と一緒にお届けできたらと思います」と語った。

　『My Dream TAKARAZUKA』でメモリアルソングを提供した宇崎竜童・阿木燿子夫妻についての質問が上がると、「稽古場にも来てくださいましたが、とても感動して下さって。宇崎先生は綺麗な宝塚に住みたいとおっしゃっていました。今日の初日公演もご覧になっていただきますが、心をこめて一生懸命に歌います」と答える壮。愛加も、「この曲は壮さんを中心に作り上げていますが、今の雪組のパワーが表現されていると思います」と嬉しそう。

　改めて宝塚について聞かれ、壮は「ありきたりな言葉ですが、お客様が夢を見に来る場所。私たちも一緒に夢を見ることが大切なので、舞台で輝くためにも夢にむかって進んでいきたいと思います。輝く雪組公演を見てくださったお客様が生活の活力にしていただけたら、こんなうれしいことはありません」と振り返る。

　愛加は「こんなに夢が溢れた舞台は他にはありません。

宝塚のファンの皆さんは優しくて素晴らしい方ばかり。そんなたくさんの皆さんに出逢えたのが、かけがえのない財産です」とコメントを寄せた。

　宝塚傾奇絵巻『一夢庵風流記前田慶次』、グランド・レビュー『My Dream TAKARAZUKA』は8月31日まで、東京宝塚劇場で上演。詳細は公演特設ページまで。

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