元宝塚歌劇星組トップスターで女優の瀬戸内美八が14日、大阪市内で朗読歌劇「心中・恋の大和路」取材会に出席した。

 1979年に宝塚バウホールで瀬戸内主演で初演。

その後、何度も再演を重ねてきた名作が、朗読劇としてよみがえる。稽古はまだ始まっていないとしながらも「耳から聞いたお客様が、リアルに見る演劇よりももっと大きな空想をしながら見ていただけたらいいなと、すごく今は思っているんです」とほほ笑んだ。

 最後に忠兵衛を演じたのは2007年。「おんぶした姿が、徐々に傾斜しているという見た目の変化はあります」と笑わせたが、演じる上で忠兵衛の心としては常に同じ気持ちを保ってきたとキッパリ。「忠兵衛が梅川を思う心、人を愛するっていうのは、やっぱり時代が変わっても、本当に人を愛するっていうのは素晴らしいことだなっていうのは感じますね」としみじみ語った。

 もう1組の忠兵衛と梅川を演じる、壮一帆や愛加あゆにはまだ会ったことはない瀬戸内。「やっぱり怖いですよ。ジェネレーションギャップが30以上(笑)。だけど目的が1つだから、力を合わせてやっていきたい」と意欲をのぞかせた。

 公演は6月24日~28日まで東京・草月ホールで。7月2日、3日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで上演される。

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