◆JERAセ・リーグ DeNA―中日(14日・横浜)

 先発ローテーション投手が課題のDeNAに、救世主が現れた。今季から先発に転向した入江大生(27)だ。

今季4試合目の先発で、自身プロ入り後最長の6イニングを投げ、2安打無失点、9奪三振と完璧な投球を披露した。打線の援護はなく、先発初勝利こそお預けとなったが、今後に向けて価値ある81球になった。

 新たな正捕手・高卒4年目の松尾汐恩(しおん)とのバッテリー。ストレートは走り、変化球も切れ、強竜打線に向かっていった。4回は内野安打に自ら出した四死球で1死満塁のピンチを招くが、ここからが圧巻の投球だ。石川昂弥を130キロのスライダー、土田龍空を130キロのナックルカーブで、ともに空振り三振に仕留め、危機を脱出した。

 過去の先発3登板は5回途中が最長だった。だがこの夜のような力投を披露できれば、おのずと勝利は近づく。勝てる先発への進化を、ベイ党の誰もが願っている。

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