銀行の窓口での行動や言葉づかいには、意外にもその人の“お金との付き合い方”が表れます。では、貯まる人と貯まらない人には、どのような違いがあるのでしょうか?

また、私たちが見習いたい習慣にはどんなものがあるのか、元銀行員の筆者と一緒に考えてみましょう。


■貯まる人・貯まらない人の差は、忙しいときの対応に表れる!?
銀行に来店した際、店頭が混み合っていて予想以上に手続きに時間がかかることがあります。

このような場合、行員は「お時間をいただき申し訳ありません」とお詫びしたうえで対応を進めますが、なかには「早くして」「いつまで待たせるんだ」と厳しい言葉を浴びせてくるお客さまもいらっしゃいます。

特に月末や月初などは、誰もが忙しく過ごしている時期。長く待たされて納得がいかない気持ちは理解できます。

しかし、お金が貯まる人の場合は、事情をお伝えすると「大丈夫ですよ」「待ってます」など、相手を思いやる言葉をかけてくださることが多いのです。

一方で、お金が貯まらない人の場合は、全ての人というわけではありませんが、「自分だけが忙しい」という考えから、苛立ちをぶつけてしまうケースも見られます。

お金が貯まる人は常に落ち着いており、相手の立場を尊重する行動をとります。反対に、貯まらない人は自分の都合を中心にふるまうことが多い……その違いが、じわじわと「お金の貯まり方」にも表れてくるのです。

■お金が貯まる人は思いやりのある行動をする
お金が貯まる人は、いつも思いやりのある行動をします。例えば銀行でお渡しする粗品。

これは取引内容や金額などによってあらかじめ決められており、行員の判断で自由に差し上げることはできません。また、ボーナスシーズンなど時期によってラインアップが変わることもあります。


お金が貯まる人は、そんな事情を理解し、どんな粗品であっても「ありがとう」「うれしいです」と笑顔で受け取ってくださいます。

一方で、お金が貯まらない人の中には、「こんなモノ?」「他にないの?」「もっとちょうだい」など、思ったことをそのまま口にしてしまう方もいらっしゃいました。

粗品は行員の気分で渡しているものではありません。お客さまが望むものをその場で自由に選べるわけでもないのです。

■小さなやりとりから貯まる人マインドに近づこう!
相手の気持ちに寄り添った行動をしたからといって、すぐにお金が貯まるわけではありません。ですが、そうした姿勢は確実に「貯まる人マインド」に近づく第一歩になります。

銀行窓口での小さなやりとりにも、人の品格や心の余裕は表れます。

お金が貯まる人の共通点は、思いやり・落ち着き・感謝の気持ち。

日々の生活の中でも、相手を思う言葉や態度を意識してみてはいかがでしょうか。それが、あなたを「貯まる人」へと導くきっかけになるかもしれません。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。
金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
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