May J.の白出場宣言で松たか子と確執

 今年3月の公開から半年以上が経っても、その人気は衰える気配がなく、興行収入は260億円を突破。累計の観客動員数は1600万人を超えて、『タイタニック』を上回り日本歴代2位となり、来春には続編の公開が発表されたディズニー映画『アナと雪の女王』。


 だが、この大ヒットが、思わぬ波紋を呼んでいる。同作のヒットを決定付けた挿入歌『Let It Go~ありのままで~』を巡って、松たか子とMay J.の間で激しいバトルが繰り広げられることとなっているのだ。
「日本語吹き替え版で、雪の女王・エルサ役の声と歌『Let It Go~ありのままで~』を担当したのは松たか子。しかし映画の最後に流れるエンドソング版として同曲を歌っているのはMay J.ということで、どちらも“自分の曲”との思いが強いのでしょう。そんななか、May J.が『大晦日のスケジュールは空けている』と、NHK紅白出場を睨んだ発言をしたことが、松サイドを大きく刺激してしまったんです。松はイライラから喫煙量が倍に増えたなんて噂も…」(音楽関係者)
 実際、今年を代表する楽曲であることは間違いないだけに、この歌が今年の紅白の目玉の一つとなることは間違いないだろう。
ではどちらがが出場するのか、確かに気になるところではある。

May J.出演で浜崎あゆみの連続出場が途絶える?

「映画ファンの支持率では松が圧倒していますが、テレビ露出ではMay J.が大きく勝っており、現在のところ何ともいえない状況。しかし番組で同曲を歌うMay J.に、松たか子バージョンへの質問がNG事項となっていることからも、当人同士を含む2人の周囲が強烈に意識し合っていることは間違いないでしょう」(前同)
 出演者らが総出演して話題になった、昨年の『あまちゃん』コーナーのように、神田沙也加を含む声優陣が総出でアナ雪コーナーを盛り上げるという説も浮上しているが、となるとMay J.の居場所がなくなりそう。松とMay J.のデュエットというのも両者が承諾するとも思えない。
「松はまだ生歌を披露していませんが、今後は松も積極的にアピールしていくことが予想されます。そうなればMay J.サイドも黙ってはいないでしょう」(前同)
 さらに面白いのは、この争いが思わぬところに飛び火していることだ。


「それはなんと浜崎あゆみです。7月2日に15枚目のアルバムを発売。MVではボンデージ風の衣装を披露しましたが、過去の栄光からすると売れ行きは微妙です。ついにはエイベックスからの独立説まで浮上し、Twitterで『ありえない』と本人が否定する事態になっています」(芸能プロ関係者)
 浜崎はMay J.が紅白に出れば、同じエイベックス出場枠が減ることで自身の連続出場が途切れる可能性も指摘されている。さて『アナ雪』によって寒い思いをするのは誰になるのか──。

(文・編集部)

オススメCD:Colours(avex trax)/浜崎あゆみ
Imperfection(rhythm zone)/May J.