早くも大みそかの『NHK白歌合戦』出場歌手が取り沙汰されている。

 中でも注目は“ジャニーズ枠”だ。

毎年5~6組程度で、昨年は常連のSMAP、TOKIOのほかに、V6関ジャニ∞、Sexy Zoneが出場。

「常連の3組とジャニー(喜多川)さんお気に入りのSexy Zoneは、ほぼ確定。残り2組は流動的です」(音楽関係者)

 今年はというと、デビュー35周年を迎えた近藤真彦の19年ぶりの『紅白』出場が濃厚といわれる。

マッチはジャニーズのトップ。ジャニーズ事務所としては、メモリアルイヤーに何がなんでも出場させたいようです」(同)

 当のマッチもその気がないわけではなく、今月19日にスタートさせた35周年記念全国ツアーでは「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」など多数のヒット曲を披露。51歳とは思えないキレを見せ、マスコミ取材で『紅白』出場について聞かれると「しがみついてでも出たい気持ちはゼロだけど、お声がかかれば行きます。
トリでいくよ。トリでいくから!」とノリノリで語った。

 現場記者のひとりは「トリ発言には事務所スタッフも大慌てでしたが、トップのマッチが言うのだからそういうこと。これで事務所はトリ狙いでNHKと交渉せざるをえなくなりました(笑)」と話す。

 ジャニーズからはもう1組、気になるグループの名前が浮上している。堂本光一堂本剛からなるKinKi Kidsだ。


 同グループは来月4日放送のNHKの音楽番組『いのちのうた』で総合司会を務める。同番組は戦後・被爆70年の節目の年に広島をキーステーションとして、長崎、東京の3カ所を生中継で結ぶ大掛かりなもの。

「かなりの予算をかけた番組。ここでKinKiを起用するのだから、なんらかの意図がある。KinKiは過去、マッチの曲の錆の部分だけを歌ってすぐに立ち去るかたちで『紅白』のステージに立ったことはあったが、正式な出場歌手として選ばれたことはない。昨年、V6が念願の『紅白』初出場を果たしたし、サプライズならKinKiではないか」(テレビ関係者)

 再びマッチとセットで出ることも考えられる!? 大みそかに向けてどんな交渉が繰り広げられるか、見ものだ。