今年3月に離婚した元TBSアナウンサー雨宮塔子の元夫、パリ在住のパティシエ、青木定治氏が、わずか半年足らずで元デパート広報の30代女性Nさんと再婚していたことが伝えられた。このNさん、なんと前妻の雨宮アナと面識があると話す知人がいてビックリだ。



「雨宮さんはパリにかなり入れ込んでいますけど、Nさんも負けず劣らずのパリ好きで、雨宮さんが著書で紹介していた店や人物に、Nさんの知り合いが多数出てくるんです」

 こう話すのは、青木氏の知人で福岡在住の日本人実業家女性だ。Nさんは福岡のデパート、岩田屋三越の広報を務めており、昨年11月、デパート内に青木氏の『パティスリー・サダハル・アオキ・パリ』がオープンした際も同職に就いていた。

「三越の人が言うには、そもそも青木さんの出店が決まったのはNさんの猛プッシュがあったからで、これが決まる前からNさんは定期的にパリ通いしていて、3年前にもフランス発のベビー用品ブランドを扱うようになったり、フランス関連のフェアも頻繁に開催。かなり前から彼女の机には青木さんの著書が置いてあったりしたそうですが、何年か前に青木さんの話が出たときは、奥さんの雨宮さんと面識があるようなことを言っていたそうなんです」

 もしNさんが、青木氏と雨宮アナの結婚時代から夫妻の顔見知りだったのであれば、今回の結婚はまるで略奪婚のようにも映るが、ネット上では青木氏のあまりに早いスピード再婚に、不倫疑惑も浮上している。青木氏とNさんの交際時期は定かではないが、少なくともNさんがサポートした福岡の出店時には、まだ青木氏は既婚者だった。

 有名パティシエの青木氏は業界でもかなりのモテ男として知られ、結婚前にもタレント女性との交際説が持ち上がったことがあったが、パリに執着した著書ばかりを出版する雨宮アナと、彼女の旅行滞在中に出会い02年に結婚。
翌年に長女、05年に長男をもうけていた。しかし、雨宮アナは昨年9月、事務所を通じ「離婚に向けた話を切り出したのは昨年(13年)の春で、実際に別居してから1年以上がたちます」と離婚協議中であることを報告。そうなると、少なくとも2年前から夫婦関係は破たんしていたことになる。

 一方、Nさんは天神経済新聞など地元紙にもよく知られた広報で「韓流タレントの男性を福岡に呼んだときは、彼がNさんを必死に口説いていた」なんてウワサもあったほどの美人だ。

 8月上旬、Nさんは自身のフェイスブックで、青木氏との結婚パーティーの様子を写真付きでアップ。前出の知人女性は、この会には出席していなかったが「不倫など、やましいことがあったら、こんな表で大々的に報告しないと思う」とする。
だが、Nさんの書いた文章には「長らくお待たせしました! 結婚しまーす」というものがあり、“長らく”という部分はスピード婚とは違ったニュアンスも感じさせる。

 こうした話には、芸能関係者も「あのプライドの高い雨宮アナが離婚成立前の昨年、わざわざ協議中であることを公にしたのは、マスコミが別の女性の存在を書くことを期待したからじゃないか」と話す。

「だとすれば、イメージが重要な商売人の青木さんも雨宮アナの公式コメントにはビビったと思うから、結果的に協議上でも雨宮アナが優位に立ったかも」(同)

 だが実際、雨宮アナのコメントを受けて芸能マスコミが書いたのは、青木氏の浮気疑惑ではなく、著書で飲み歩きや買い物に夢中な様子を描き続けていた雨宮アナの“浪費グセ”だった。こうして見ると、再出発した元夫妻の幸せ度では、さっさと新パートナーを見つけた青木氏の方がリードしている印象だ。
(文=ハイセーヤスダ)