グラビアアイドル橋本マナミ(31)が、1日深夜放送の『ラストキス~最後にキスするデート』(TBS系)で、年下のイケメン俳優とリアルなキスを披露して反響を呼んでいる。

 この番組は、誰が来るのか知らされていない芸能人の男女が1日限定カップルとなり、流行のスポットをめぐって最後に必ずキスをするという疑似恋愛ドキュメント。

この春にスペシャル番組が放送された際には、元モーニング娘。の久住小春(くすみ・こはる/23)とハーフ系モデルのロビン(25)が沖縄デートを楽しんだ後に濃厚なキスをして大きな話題になった。

 このパイロット版が好評で、この秋からレギュラー放送を開始した同番組。今回の放送で橋本の相手に選ばれたのは、ミュージカル『テニスの王子様』や数々のテレビドラマへの出演経歴を持つ俳優の久保田秀敏(28)。橋本いえば、愛人キャラを前面に押し出すことによって一躍売れっ子の仲間入りを果たしたワケだが、デート相手となったのは、そのイメージとは少々異なる年下のイケメン俳優となった。

 デートの様子を振り返ったVTRの中では、橋本も自らのタレントイメージに触れ、年上の男性がやってくると思っていたと告白。
久保田を目の前にしたときには「正直びっくりした」とコメントしており、イケメン俳優の登場には少々戸惑いを覚えたようだ。しかし、実際のデートでは、年下のイケメン男子を包み込む大人の女性の魅力を発揮した。

 東京・吉祥寺でデートを楽しんだふたりは、冒頭から「マナミン」「ヒデくん」と呼び合い、井の頭恩賜公園でボートに乗ったり、オシャレな古着屋で互いの服を選んだりと王道の楽しみ方で都内屈指のデートスポットを満喫。しかし、当初から橋本の大人びた雰囲気に押され気味だった久保田は、ボートを漕ぐのもたどたどしく、ボウリング対決を提案するも完敗してしまうなど、頼りない部分を見せてしまった。

 しかし、そんな久保田を橋本は優しく見つめながら「可愛い」と発言。これまでの恋愛経験では、年下も年上も幅広く交際してきたという橋本だが、久保田のようなタイプは初めてとのことで、「頑張ってる感じとか喜んでるのとか見ると可愛い」と新鮮な刺激を楽しんでいるようだった。


 その後、ふたりはベンチで"キスタイム"を迎えることに。久保田が「またデートできたらしたいって純粋に思う」とまっすぐに気持ちを伝えると、橋本も「ヒデくんのおかげで忘れてた感覚思い出した」と笑顔を浮かべ、プライベートでもデートをすることを約束。そして久保田が橋本の唇に優しくキスをしたのだが...。

 イルミネーションの輝く公園のベンチのふたりは、そのままデートを終えるのかと思いきや、なぜか橋本が2回目のキス。驚いた久保田は顔を真っ赤にしていたが、もちろん大喜び。橋本は照れながらも、「キスしたかった...」と告げ、最後は力強いハグをしてデートの幕は閉じた。


 橋本の行動には視聴者も驚いたようで、放送中からTwitterには「橋本マナミ、積極的すぎる!」「マナミさん、さすがです」「あれは反則」「キス返しとかエロすぎるわ」といったコメントが次々とアップされ、衝撃を受けた人も多かったようだ。

「今回の番組を見た視聴者からは、橋本さんの包容力を絶賛するコメントが多数上がっているようですね。このところの橋本さんといえば、一部のメディアで『壇蜜を越えた!?』と伝えられるほど勢いに乗っています。しかし、レギュラー番組などの数を見れば壇蜜さんの方が多い。単発ゲストとしては引っ張りだこ状態ですが、ブームが過ぎ去ってしまえばどうなるかわからない。

 となれば、武器であるはずの"オジサンにモテる"がいつか枷になるかもしれない。
今回は、そういった愛人キャラとは真逆の、いわば年相応の恋愛模様を見せたことで、偏ったイメージを薄める効果もあったと思います。"エロくて可愛い"イメージは残しつつ、"キス返し"などの大胆なテクニックを見せるなんて、さすがだなと(笑)」(芸能ライター)

 デート中は久保田をリードする場面が多かった橋本。年下俳優に気をつかっている部分もあったのかもしれないが、男性視聴者の中にはそんな風に引っ張ってほしいと願う人もいたことだろう。今後さらに橋本が自らのタレントイメージを広げることになれば、彼女に魅了される若者も増えそうだが...。
(文=愉快)