新垣結衣(28)主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の最終回が20日に15分拡大版で放送され、平均視聴率20.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)をマーク。初回視聴率10.2%から奇跡の「倍増」を記録し、名実ともに「2016年最大の話題作」となった。



 主人公・森山みくり(新垣)と津崎平匡(星野源)の可愛らしいやり取りの「見納め」を嘆く視聴者が続出するなど大盛り上がりとなった最終回。だが、主演の新垣以上に視聴者の目をクギ付けにした出演者がいる。藤井隆(44)演じる津崎の同僚・日野の妻役で実の妻である乙葉(35)が出演し、まさかの「リアル夫婦」共演。乙葉のドラマ出演は約10年ぶりとなるが、まったく変わらぬ美貌が「相変わらず可愛い」などと大きな話題となったのだ。

 乙葉が出演したのは、日野が家族を紹介するシーン。乙葉は子どもと手をつなぎながら「津崎さん、お久しぶりです」と登場し、初対面のみくりに「初めまして。
日野の家内です」と挨拶。だが、このキャスティングは事前に告知されておらず、リアル妻の友情出演ならぬ"愛情出演"に視聴者が沸き立った。

 ネット上の視聴者からは「藤井隆の奥さん役で乙葉が出てきたのが一番の衝撃」「久々にテレビで見たけど全く変わってない」「乙葉は相変わらず可愛いなあ」「昔よりもキレイになった気がする」「ワンシーンだけじゃもったいない...藤井隆&乙葉のスピンオフ希望!」などと、驚きと称賛の入り混じったコメントが殺到。一時は「乙葉」がTwitterのトレンドワード入りするほどの話題となった。

 藤井は放送前に自身のTwitterで「私は出番的にもあっという間の撮影たったのですが、スタッフの皆さんにも大変良くして頂いて楽しかったです。出演者の皆さんにもほんとに恵まれました」とドラマを宣伝しつつ、なぜか「訳あって、実はすごく緊張してます」と意味深な言葉をつぶやいていたが、これは「リアル妻」との夫婦役をさしていたようだ。


 乙葉といえば1999年にデビューし、可愛らしいロリータフェイスと89センチの爆乳のギャップで各雑誌のグラビアを席巻。グラビアアイドルとして圧倒的な支持を獲得する一方、ドラマや映画、バラエティでも活躍するマルチな才能で世の男性たちに親しまれていた。

 2005年に藤井との結婚を発表し、その2年後に第一子となる長女を出産。以降はママタレとしての活動に移行するも、子育てで多忙なこともあってメディア露出は激減していた。

 だが、その美貌はまったく変わっておらず、2015年8月に『さんまのまんま』(フジテレビ系)で藤井と初の夫婦共演を果たした際にも「まったく変わってない!」「藤井隆に嫉妬しちゃうほど可愛い」「世の中にはこんなに可愛い奥さんがいるのか」などと男性視聴者から驚きの声が上がっていた。今回のドラマ出演は不意打ちだったこともあって、それ以上の衝撃を与えたようだ。


「もう結婚11年目となるのに不和のウワサすらなく、芸能界屈指のおしどり夫婦として知られています。その夫婦円満の秘訣は、乙葉の献身的なサポート。本来ならママタレとして十分な需要があるのに、子育てや家事に影響が出ない程度の露出に抑えている。それが視聴者にも伝わり、久々のドラマ出演でも好感度の高さが浮き彫りになった。もちろん、変わらぬ美貌とスタイルがあってこその人気でもあります。男性ファンにすれば露出減は寂しいですが、今月15日に放送された『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)にも出演するなど、散発的ながらバラエティへのゲスト出演は続けています」(芸能関係者)

 あれほどの美貌を保ちながら好感度も高いとなれば、もっと露出を増やしてほしい気もする。
だが家庭を第一に無理せず「のんびり」とマイペースを貫き通すのも、彼女らしいといえるのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)