NHK大河ドラマ『真田丸』が12月18日の放送で最終回となり、やり場のない喪失感に包まれた視聴者が少なくない。本作で豊臣秀頼役を務めた中川大志も、演者のみならずファンとして「真田丸ロス」を訴えている。
彼はブログでその思いを明かすと、クランクアップで真田幸村役の堺雅人と並ぶ姿などを公開して撮影を振り返った。

小日向文世の熱演が話題となった豊臣秀吉と竹内結子演じる側室・茶々(淀殿)の第2子として生まれた豊臣秀頼(幼名・拾)役を務めたのが中川大志である。最終回を見た彼は19日、『中川大志オフィシャルブログ』にて「はあ…終わってしまった… 真田丸ロスが始まってます」とため息まじりに切り出した。いちファンとしての喪失感はもちろんながら、自身が撮影に関わっただけに格別な思いがあるようだ。


撮影初日を振り返り「大河ドラマの空気を一瞬にして思い出しました。匂い、色、温度。
あのスタジオでしか生まれない“何か”が、そこにはあると思いました」という中川。憧れの先輩たちから多くを学び、「本当に本当に豊臣秀頼という男に出会えて良かったです」と役柄にも惚れ込む。最終回では念願の鎧を纏ったが「でも一言だけ言うなら…戦に出たかったな。笑」とちょっぴり悔やんでいた。

そんな彼が心から尊敬する堺雅人とのツーショットや、竹内結子と茶々の乳母・ 大蔵卿局役の峯村リエと並ぶ様子を公開している。さらには「憧れの父上の陣羽織をこっそり着させてもらったのはここだけの話で…笑」と豊臣秀吉の陣羽織を身に着ける姿を披露した。
これは秀吉の姉方の甥・豊臣秀次役の新納慎也が6月13日に『新納慎也オフィシャルブログ「ニイロの思考カイロ」』で「小日向さん演じる秀吉の陣羽織。初めて見た時はそのあまりの可愛さに爆笑してしまいました」と披露して注目されたものだ。


中川大志はそんな場面などを思い出しながら「こっそり」着て見たくなったのだろう。12月30日(金)にはNHK総合『真田丸総集編』が放送される。中川のように「真田丸ロス」を訴える人々もしばし寂しい気持ちを癒されるのではないだろうか。

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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉