先月30日、人気グラビアアイドル葉加瀬マイ(はかせ・まい/29)が自身のTwitterで、「3月1日発売写真集【まみれる】予約始まりました よろしくお願いします」と、自身2冊目となる写真集『まみれる』(幻冬舎)の予約が開始となったことを告知ツイートしたが、それと同時にアップした写真集の過激な表紙画像がファンをざわつかせている。

 2011年に恋愛バラエティ番組『あいのり2』(フジテレビTWO)に出演し、注目を集めた翌年にグラビアデビューを果たした葉加瀬。

170cmの高身長にGカップの巨乳という類い稀なるプロポーションで他を圧倒し、『ミスFLASH2012』グランプリを受賞。写真週刊誌「FLASH」(光文社)が主催するこの賞は、現在でも毎年グランプリが輩出されているが、その度に「あの葉加瀬マイが受賞した」という枕詞が使われるなど、同賞受賞者の中でも代表的な存在となっている。

 また葉加瀬といえば、父が医者で親戚にも開業医が多いという育ちの良さをウリに、セレブキャラを確立している。昨年8月に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、「給食にはウナギの蒲焼きがあった」「週9で習いごとに通っていた」などと、セレブエピソードを披露。視聴者をイラつかせつつもしっかりと爪痕を残し、それ以降はバラエティ番組に引っ張りダコに。グラビアアイドルの中では、頭ひとつ抜け出た存在として、注目を集めている。


「葉加瀬が、汗や水に"まみれる"というのがコンセプトになった写真集『まみれる』。汗まみれになった下乳と腹部が接写された表紙や泥まみれになった状態での手ぶらヌード、これらを見て『期待するな』という方が無理な話。最近では、バラエティ番組での活躍が目立っている葉加瀬ですが、ここであえて過激路線へと勝負に打って出たのは、事務所の先輩である橋本マナミ(はしもと・まなみ/32)の存在も大きいでしょう。橋本はグラビアで過激な姿を披露しつつも、バラエティ番組で大活躍。さらには、昨年放送されたNHK大河ドラマ『真田丸』に出演するなど、今や女優としても活躍。グラビアからバラエティ、そして女優という流れは、グラビアアイドルにとって黄金の出世街道。
葉加瀬は、いわばスゴロク盤上で橋本の背中を必死に追いかけている最中といったところでしょうか」(芸能関係者)

 また、今回の写真集の撮影を担当したのが、熊本県の観光PRキャラクター・くまモンの生みの親である、小山薫堂(こやま・くんどう/52)であるというのも注目ポイントだ。グラビア撮影については、まったくの素人という小山。しかし、放送作家や脚本家としての顔を持つなどマルチな才能の持ち主として知られているだけに、「独特なアプローチ方法で、マイちゃんの新たな魅力を発掘してくれそう」と、ファンは期待を抱いている。

「小山さんはグラビア撮影こそ初めてですが、カメラ好きとして知られていて、以前から"アレックス・ムートン"名義でカメラマンとして活動しています。撮影技術的には問題ないでしょうし、そこに放送作家として培ってきた豊富なイマジネーションが加味されるのですから、葉加瀬とのコラボでどんな化学変化が起きるのか見もの。撮影では、葉加瀬が本当に汗をかくまで待つなど、職人気質な一面も覗かせていたようですし、葉加瀬ファンはもちろんのこと、グラビア業界からも注目が集まり、発売が心待ちにされています」(同)

 表紙だけでも話題性十分といえる写真集『まみれる』だが、今月15日には人気グラビアアイドルの佐藤寛子(さとう・ひろこ/31)がヌード写真集『1262』(光文社)を、その翌日には元フィギュアスケーターの村主章枝(すぐり・ふみえ/36)がヌード写真集『月光』(講談社)を発売予定と、過激路線をウリにしたライバルが目白押しだ。


 また、約5年ぶりに発売した写真集『maururu』(ワニブックス)で美尻ぶりが話題となった女優の本仮屋ユイカ(もとかりや・ゆいか/29)も、今月14日に続編となる写真集『mahana』(同)を発売予定。前作の興奮覚めやらぬなか、より過激な姿を披露しているというウワサも...。そんな強力なライバルたちがひしめく中、『まみれる』はどれほどのセールスを記録することができるのか。葉加瀬の真価が問われることになりそうだ。