前身番組『関ジャニの仕分け∞』のカラオケ対決で26連勝中の“カラオケ女王”May J.を破ったのはボーカリストでヴァイオリニストのサラ・オレインだった。5歳からヴァイオリン教育を受け、14歳より声楽を学んだサラはシドニー大学に入学して音楽学を専攻しプロへと進む。今回、新妻聖子に挑む山田麗は幼少時よりピアノを習い、国立音楽大学で声楽科とオペラソリストコースを首席で卒業しており、その“May J. VS サラ・オレイン”を思わせる。
1回戦からMs.OOJA、菅原浩史(LEGEND)、平野綾というプロ組が鈴木瑛美子(高3)、丸山純奈(中2)、小口拓利(中2)のアマチュアに敗れる波乱のなか、2015年9月に決勝戦で新妻聖子に挑んだ実績を持つ「最強歌うま中学生」北村來嶺彩(中2)と山田麗が対戦した。強敵を相手に山田がプロから唯一勝ち上がり、彼女はその後も「99点以上」を得点して新妻聖子との決勝に進んだ。
その新妻聖子がスタジオに姿を見せると、見届け人の吉田沙保里は「ずっと“打倒新妻”でこられてどんな気持ちだろう。私も五輪で3連覇して追われる立場だったので、すごいプレッシャーだと思う」と声をかけた。「何キャラで登場したらいいか、分からなくって」という新妻に吉田は「霊長類で来てください!」と笑わせた。
2人が競うのはホイットニー・ヒューストンの名曲『I Will Always Love You』である。カラオケでも難曲とされ、上手い人でも90点はまず出ない。
新妻聖子がその言葉通りに素晴らしい歌を披露すると大きな拍手に包まれた。2人の熱戦に見届け人の高橋英樹が「今日はいい日だ! なかなか聴けませんよこれ!」と感激、吉田沙保里は「オリンピックの決勝戦ぐらいだった。音楽で戦うという感じは持たなかったが、ここでそれを見せてもらえてすごく嬉しいです」という。
結果は山田麗「98.022」に対して新妻聖子「98.168」という大接戦で、4連覇を果たした女王・新妻聖子に吉田沙保里が「正真正銘の霊長類最強です!」と太鼓判を捺して喜ばせた。
山田麗は放送後に『山田姉妹/山田華・山田麗(Karei1224)ツイッター』で「貴重な経験をさせていただけて幸せです! 今回をバネにこれからも頑張ります。新妻聖子さんおめでとうございます!」とツイートして女王と姉妹が並ぶスリーショットを公開している。
出典:https://twitter.com/karei1224
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)