「女性自身」(光文社)の記者に転身した元芸人・オモロー山下に、冷ややかな声が飛んでいる。

 ダウンタウン松本人志は18日放送のフジテレビ系ワイドナショー』で「こいつと飯食いに行くことはもうないよね。

こいつの前で変なこと言われへん」とキッパリ。芸人としては12年前に“終わっている”と認識していたという。

 ナインティナイン岡村隆史も自身のラジオ番組で、山下から芸人を辞める連絡があったといい「これはもはや、犬になりよった。いろんなことを山下に言うたらアカン」と警戒。FUJIWARAの藤本敏史に至っては「ゆくゆくは芸能レポーターみたいになりたいんちゃう? 基礎を学ぶために『女性自身』に。テレビ出たいだけやろ、ゆくゆくは」と苛立ちを隠さなかった。


 お笑い関係者は「山下は芸人時代から、とにかく評判が悪い。仕事のオファーもさっぱりで、副業でうどん店をオープン。しかし、お笑いライブでもテレビでもうどん店の宣伝ばかりしていたので、芸人仲間から『なんや、アイツは!』と不評を買っていた」と明かす。

 初取材の現場では“新人らしからぬ”態度で物議を醸した。他社の記者にあいさつすることなく、囲み取材ではベテランリポーターを差し置き、芸人たちに一番近い最前列をキープ。ベテランリポーターから「(テレビカメラに)かぶりすぎ! 一歩前に行かないように」と苦言を呈される始末だった。


 光文社内でも「どうせすぐ辞める」という声がほとんど。内部関係者の証言。

「山下を引っ張ってきたのは、現場記者や編集者ではなく、上層部。現場記者に事前報告はほとんどなく、発売された本誌を見て知った人もいたほどです。リアクションは一様に『は? なんで?』『話題作り?』『山下採るくらいなら給料上げろ』というようなものばかり。社員登用ではなく、期間を決めての契約記者で、プラン会議には参加させていない。
結局恥をかくのは、採用した女性自身というオチが見えています」

 山下は「超」がつくほどのチキンで知られるだけに、松本や藤本に象徴されるようなお笑い界の反応が、自分の想像と違ったことで焦り、いずれ“逃亡”するとみられている。

「本人は記者経験を積んで、井上公造さんの地位を狙っているようですが、それは難しいでしょう。井上さんは同業者のライバルに対しては徹底排除に動くタイプですからね(笑)」(ワイドショー関係者)

 山下の姿を取材現場で見られるのは、今だけかもしれない。